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食べるアメリカ人
 
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食べるアメリカ人 [単行本]

加藤 裕子
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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食べるアメリカ人
アメリカ人の非グルメぶりは日本でもよく知られている。なぜまずい食事で平気なのか、デザート類はどうして異様に甘いのか、なぜ極端な肥満の人が多いのか、おふくろの味はあるのかなど、アメリカの食に関する疑問の多くが本書を読めば解決するだろう。

アメリカ人のライフスタイルに合う巨大スーパーの存在や最近のファーマーズ・マーケット(産直)の増加、ベジタリアンの現状や家庭の食をつかさどるバイブルとも言える料理本、世界中から集まるエスニック料理、郷土食など、登場する話題は、どれもがアメリカ人の食に対するメンタリティーをよく表している。

ポテトチップス、タバスコ、スライスチーズ、コーンフレークといったアメリカン・フードの誕生のいきさつを見れば、利便性や楽しさという付加価値が浮かび上がる。食という切り口からアメリカ社会の一面が透けて見えてくる。

( 稲田由美子)
(日経レストラン 2003/05/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)

内容(「BOOK」データベースより)

アメリカ人は、なぜあんなにマズい食事で平気なのか。

登録情報

  • 単行本: 233ページ
  • 出版社: 大修館書店 (2003/01)
  • ISBN-10: 4469244791
  • ISBN-13: 978-4469244793
  • 発売日: 2003/01
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 90,158位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
アメリカ映画を見ていて良く思うのが、
「あんなもの食べておなかはいっぱいになるのかしら」
「何が入ってるかわからない加工食品を食べている」
「まずそう」
以上の3つです。
サプリメントを食事代わりにしたり、ぶよぶよにのびた麺を高級レストランで出していたりしていることがアメリカ映画やテレビドラマの食事のシーンで確認ができます。

自炊をしているシーンが極端に少ないことも気になっていました。
買って食べたり(日本で言う中食)、TVディナーという冷凍食品を解凍して食べたり、台所に立たない理由がアメリカにおいて産業が発達していくにつれてコマーシャリズムによって作られていった事が本書で確かめられます。

もちろん、そのコマーシャリズムに対して自炊を推進している人たちもアメリカにはいます。その人たちの買い物の実態も書かれていてとても興味深いです。

日本における食生活が戦後コマーシャリズムによって大幅に変化していないかどうか本書を通して見ることができます。

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形式:単行本
アメリカという国をひとりの人物に見立て、この人が一体何を食べているのかを観察、考察したものだ。食という断面からアメリカの実像に迫ろうという試み、といってもいいだろう。美食家たちからは相手にもされないアメリカの食文化だが、この国について考えるひとつの重要な切り口であると私も思う。

たとえば「アメリカで進化する日本食」の章によれば、アメリカのスシはにぎりではなく巻物が中心であるという。その中身もアボカド、クリームチーズ、ソフトシェルクラブ、あぶったサーモンの皮と、実に多彩だ。もちろん「スシとはこういうものだ」という固定観念がなかったこともあるだろうが、著者は「何か人とは違うものが食べたい」というアメリカ人の嗜好がそうした巻物を生んだと指摘する。にぎりよりも巻物のほうが断然にオリジナリティを出しやすいからだ。

ほかにもベジタリアン、料理本、スーパーマーケット、ファーストフードなど、興味深い考察が並ぶ。

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By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 著者は日本で編集経験を積んだあとアメリカに渡り、同地のベジタリアン、日本食、ダイエットなどについて取材してきた人物。『寿司、プリーズ−アメリカ人寿司を喰う』(集英社新書)など、刺激的な著作を執筆している。

 本書では、アメリカの食の全体が俎上に挙げられている。ハンバーガーやピザなどのファストフード、高級レストランのまずい料理、スーパー、ベジタリアン、エスニック料理など。どの部分を読んでも、アメリカの食の奇妙さが伝わってくる。そして、それらがアメリカ文化とのからみで説明されるところが素晴らしい。説得力があり、知の喜びが感じられる。

 しかしながら、同時にじゃあ仕方ないかという気分にもさせられる。アメリカの食べ物を美味しくするのは、どうやら不可能らしい。
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