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食の王様 (グルメ文庫)
 
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食の王様 (グルメ文庫) (文庫)

開高 健 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

シャンゼリゼ大通りでとびきりのフレッシュフォアグラをしずしずと頬張り、ヴォルガ河のキャヴィアを食べてソワソワし、ベトナムの戦場でネズミの旨さに仰天する。世界を股にかけた酒飲み修行で、ビール、ワイン、ウイスキー、etc.を飲み尽くす。底なしの食欲に取り憑かれ、旅に暮らした小説家・開高健が世界各地での美味との出逢いを生き生きと綴る、楽しい食欲エッセイ集。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

開高 健
1930年大阪府生まれ。大阪市立大学卒。寿屋(現・サントリー)宣伝部時代の58年『裸の王様』で芥川賞受賞。68年毎日出版文化賞、79年川端康成文学賞、81年菊池寛賞、87年日本文学大賞をそれぞれ受賞。1989年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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87 人中、51人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 再度、健啖家をうらやむ, 2006/7/22
 健康に気を遣って、酒食を制限したわけではないが、過酷な労働条件の中で、「食が細ってしまった」。かつて、昼食で「カツどん大盛り」を頼めたのに、いまや、「盛りそば一杯」になってる。幸い、長家は、噛まないで済むし、ビール以外はお腹にたまらないので、昔どおりだが。
 しかし、著者の健啖振りには本当にあこがれる。
 フォアグラ、キャビア(後はトリュフ?)に舌つつみを打ちながら、いわゆる「ゲテモノ」もかまわず食べられる。
 人間、酒を飲み、物を食べてる時には、カニを別として饒舌になるものだ。著者は、高級からゲテモノまでを全て受け入れる頑強な胃腸を持ち、そこから、歴史や文化や文学を語りつくす。こんな幸せな人生はないだろう。


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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 食の向こう側, 2009/8/12
By 志村真幸 - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
 開高健が食をテーマに書いたエッセイを、いろいろなところから寄せ集めてきたもの。『食後の花束』『小説家のメニュー』などが使われているようだ。
 テーマは3つ。戦時下の貧しい食生活、酒、珍味奇食である。いずれも開高健の本質をついた切り口であり、また文章も精選されており、素晴らしい。
 開高健の「食」について、一冊で知りたいと思ったら、これ以上の本はないだろう。また、すれっからしのファンでも、それなりに楽しめる内容に仕上がっている。
 しかし、個人的には、こうした切り張りでつくった本というのは、許せない気がする。
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