内容紹介
前作「おいしい札幌出張」で、出張と言う切り口で飲食店を表現した、小西由稀さんの新作です。今回はお皿の向こう側にいる、北海道のおいしいものをつくっている生産者の物語です。多くの時間を費やして、試行錯誤を繰り返しながら、自分の信じたものづくりを貫いている生産者はカッコいい。 自然相手の仕事だからいちいち心が折れていたらやってられない。見えるところばかり見ていちゃダメ、見えないところも見ないと。みなさんのひとつひとつの言葉からは、仕事内容はちがうけれど、学ぶべき点は多いと感じました。さぞかし苦労の連続だろうと思っていたのですが、みなさんから聞こえてくるのは、演歌調の重い話ではなく、明るく前向きなお話が多かったのも印象的です。写真は今回も岩浪さんです。生産者たちの心を映しています。 この本を最終校正している間に、食の安全を揺るがす事件が起きました。トレーサビリティなる言葉の重みを感じていたのは、いつのことだったかとまで思い返すほど、とても残念な事件です。今だからこそではなく、いつも食には安心が必要だと改めて思う次第です。
内容(「BOOK」データベースより)
お皿の向こう側で食をつくり育てる人の言葉は、年代や仕事のジャンルを越え、今の時代に響く大切な何かを大いに秘めている。