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食と文化の謎 (岩波現代文庫)
 
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食と文化の謎 (岩波現代文庫) [文庫]

マーヴィン ハリス , Marvin Harris , 板橋 作美
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,218 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

インドでは牛を食べない.イスラム教徒は豚を避ける.ダイエット国アメリカでも低カロリーの馬肉は食べない.人間が何を食べ,何を食べないかはどうして決まるのか.人類学・経済学・医学・生物学・栄養学などの膨大な知見と楽しいエピソードを満載.最善採餌理論によって食と文化の謎を解く,異端の人類学者の文化論.

内容(「BOOK」データベースより)

インドでは牛を食べない。イスラム教徒は豚を避ける。ダイエット国アメリカでも低カロリーの馬肉は食べない。人間が何を食べ、何を食べないかどうして決まるのだろうか。人類学・経済学・医学・生物学・栄養学などの膨大な知見と楽しいエピソードを満載。最善化採餌理論によって食と文化の謎を解く、異端の人類学者の文化論。

登録情報

  • 文庫: 393ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2001/10/16)
  • ISBN-10: 4006030460
  • ISBN-13: 978-4006030469
  • 発売日: 2001/10/16
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 野秋
形式:新書
イスラム教の戒律の一つに「豚を食べてはいけない」というのがある。これはよく衛生上の理由だと説明されるが、ハリスによればこのことも含め、人間が何を食べ、何を食べないかという問題は、文化の気まぐれや歴史の偶然の問題ではなく、コストとベネフィットの兼ね合い、つまり経済的な理由で選んだ結果だという。生態学では動物や植物の資源獲得戦略(いつ、何を、どのように、どのぐらい食べるか?)をコスト・ベネフィットの考え方で説明することがあるが、これはまさにそれとまったく同じ理論が人間の食事にも適用できるということで、盲点を突かれた思いである。それでは、なぜイスラム教徒は豚を食べないのか? アメリカ人はなぜビフテキをたくさん食べるのか? そしてなぜ人喰いがタブーなのか? その解答をこの場で書いてしまうのは、推理小説の結末を書いてしまうようなものだろう。
このレビューは参考になりましたか?
19 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
本書は文化人類学の立場から、人間が肉にこだわる理由、食のタブーが機能する仕組みなどを、さまざまな角度から丁寧に、執拗に描いています。必須アミノ酸などの点から、肉に匹敵するのは大豆ぐらいだということがよくわかりました。

BSEが心配な昨今それでも牛肉を食べたいのは、私の食い意地が汚いだけでなく、十分な理由があったのですね。

解説で小泉武夫先生が「もっと味覚に関する記述が欲しかった」旨を書かれていますが、そんなことのできるのは小泉先生ぐらいです。同氏の『食と日本人の知恵』(岩波現代文庫)も合わせて読むと、さらに興味深いです。

このレビューは参考になりましたか?
17 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
旧版の岩波同時代ライブラリを愛読してました。いつの間にか復刊してたんですね。ブラボー!
本書はおもしろいですよー。もっともキャッチーな人類学者・ハリスが一般向けに書き下ろし、アメリカではスーパーで山積みにされてばんばん売れてたという。「食」というもの・行為を見る目が変わっちゃいます。

ハリスは「文化唯物論」という確固とした理論を持った人です。それでいろんな文化的・人類学的な謎をばっさばっさと斬りまくる。爽快です。「ほんと?やりすぎでは?」て思うこともなきにしもあらずですが、ズバッと謎が解ける爽快感はやみつきになるよー。昆虫食・食人といったテーマも取り上げるので、アメリカでも「露悪的」と嫌う人もいるらしいですが、嫌わないでほしいよー。
唯物論者のくせに、ハリスったらとても人間らしい、魅力あふれる学者なんです。彼の魅力が詰まった、とてもわかりやすくて楽しい一冊です。ある意味、トリビアの宝庫(笑)! ネタにするもよし、人類学の長い道への一歩にするもよし。

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