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飛水HISUI (100周年書き下ろし)
 
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飛水HISUI (100周年書き下ろし) [単行本]

高樹 のぶ子
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

時を越える究極の男女の愛を描く感動長篇。台風通過の夜、豪雨によるバス転落事故で引き裂かれた男女。40年後、時空を超えた場所で再会する死者と生者の、人間の変わらぬ愛情が感動を呼ぶ長編小説。

内容(「BOOK」データベースより)

一緒に暮らそう、一生に一度の気持ちでそう誓い合った翌日、惨劇が襲った。日本中を悲しみで震撼させたバス転落事故に巻き込まれた男と女。…なにがなんでも、あの人に会いたい。強い気持ちで待ちつづけた時、信じられないような奇跡がおこる。切ない気持ちの輝き、強い願いの果て、空と山がまじわる場所での感動の再会。

登録情報

  • 単行本: 234ページ
  • 出版社: 講談社 (2010/12/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062166577
  • ISBN-13: 978-4062166577
  • 発売日: 2010/12/16
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 347,748位 (本のベストセラーを見る)
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堪能! 2011/8/5
それぞれ家庭のある男女の逢瀬から始まる。
不倫の純愛(!)を描けば当代随一の作者。期待が高まるけれど…
ページが進むうちに、なんだか変だなぁ、この、女のひとり語りの怪しい雰囲気はなぁーに? となり、
どうやらこれは非現実の世界らしいと分かってくる。と、
ふたりのそもそもの馴れ初めから悲運の離別までを女は語る。
現世を追想するときは、女の語りも地に足がついている。
そして最後に来て、そうだったのかと読者は納得し、深々と感動し、
主人公と一緒になんともいえない至福感に包まれて終わる。

女は三途の川を渡る儀式の変わりに、
川の畔で愛しい男と乳繰り合うのだ。そういう逢瀬だったのか。
悲運を至福にかえる女の情念は、おどろおどろしさからは遠く、
今や軽やかで透明で、かわいらしい。
四十を前に死んだ男と違い、子を産み育て、生を全うした女は
なかなか老獪でもある。

語り口の魅力的なこと!
そうだったのかと最後に納得して、細部を確かめるために最初のページをもう一度開いたのだが、
気づいたらまた最後まで読んでいた。
ベテランの紡ぐ物語に素直に酔える、大人の女にお勧めの一冊!
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小説の醍醐味 2011/12/30
日経の書評で見かけ、初めて高樹のぶ子さんの小説を読みました。
「マジソン郡の橋」を少し思い出しましたが、
おお、これぞ小説!という世界を2時間、堪能しました。
最後の十数頁はボロボロと涙を流しながら読んでしまいました。

日本語は美しい、物語は自由だ、そう思える、素晴らしい話しでした。
たまにはこういう小説を読んだほうが、日々の潤いが増すような気がします。
年末にこの本を読めて良かったです。
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