◆遂に、この時がやってきたようだ。
◆昭和55年=1980年からグインサーガを読み始め、今年で28年。ここ数年、グインサーガは小説といえるレベルにすら達していないただの駄文と化しており何度も呆れたのだが、ここまで読んできた以上、著者自らが宣言する最終巻まで付き合おうかと思っていた。
◆だが、もう無理だ。
◆今作123巻は、グインがケイロニアの王となる重要な巻である。また、イシュトヴァーンも自らの野望、つまりパロの略奪、中原の征服、ケイロニアとの戦争もあり得ることを明確に示し、読者は今後の展開にますますの興味を持つはずなのである。
◆が。小説として、どうしようもないくらいレベルが低く、ひどいのである。
◆これだけ激動の展開の巻でありながら、読んでいてまったく面白みを感じないのは、栗本薫に作家としての力量がなくなってしまったのだろう。つまり、続巻にまったく期待が持てないのだ。
◆更にいえば、登場人物に魅力が無くなってしまった。どのキャラクターも、魅力ゼロだ。
◆まあ勝手にやってくれ。私はもう降りる。