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この莫大な遺産とシリーズを通してでてくる大会社の権利を巡っての争いに巻き込まれていく少女の姿が、恋愛を絡めながら語られていく。とはいっても恋愛が主で争いは従、恋愛物語に遺産相続の陰謀(などと大げさなものではないけども)を絡めながら、と言ったほうが正確です。
『孤児シリーズ』の本書までの四冊は時間的に同じ時期におきたことが語られているので、ここまで読んではじめて「ああ、この人はこうだったんだ」と納得できるようになっています。さらにこれからのシリーズ次作、著者のもう一つの主要シリーズである『館シリーズ』とも複雑に絡み合ってくるので、これまでおこったことや登場人物を整理して次に進んだほうがいいですよ。
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