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風流冷飯伝 (新潮文庫)
 
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風流冷飯伝 (新潮文庫) [文庫]

米村 圭伍
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

四国は讃岐の吹けば飛ぶよな小藩が、この法螺噺の舞台です。ご案内役は、お江戸で鳴らした幇間。相方を務めますは、お武家の次男、俗に申します冷飯ぐい。でも、この男、暇のつぶし方が、なんだか飄々としております。藩のしきたりも、すこぶる妙です。そんな冷飯ぐいどもが、何の因果か、藩の命運を背負うことになったから、さあ大変―。繰り出すあの手この手に思わず唸る大江戸笑劇の快作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

米村 圭伍
1956(昭和31)年、横須賀市生れ。早稲田大学政治経済学部卒。会社勤務の後、松竹シナリオ研究所に学ぶ。’97(平成9)年、『安政の遠足異聞』で菊池寛ドラマ賞佳作入選。’99年、『風流冷飯伝』で小説新潮長篇新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 351ページ
  • 出版社: 新潮社 (2002/03)
  • ISBN-10: 4101265313
  • ISBN-13: 978-4101265315
  • 発売日: 2002/03
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
江戸、第十代将軍徳川家治の時代、四国の小藩風見藩藩主の時羽直重は、先々代藩主よりの悲願だった山向きの城を海向きに替えようと画策、幕府に届け出ても却下されることは目にみえていたので、将棋公方と呼ばれていたほど将棋好きの将軍様に賭け将棋を提案、おもしろがった将軍様はこれを受けたが、これに驚いたのは幕府の重職たち。将軍様の相手は誰なのかと風見藩に密偵を送り出す。この密偵の男というのが、江戸で幇間をしていた調子のいい男で、風見藩士の次男三男、長男が亡くなって家の跡取りになるか他家へ婿にでもいかなければ一生芽の出ない、いわゆる冷飯たちとつるんで一騒動を巻き起こす。密偵幇間と冷飯たちの騒ぎの行方は?そして将軍様との賭け将棋の結果はいかに?

はじめて読んだ著者 米村圭伍の小説は『退屈姫君伝』、これですっかりファンになったのですが、本作のほうが『退屈姫君伝』より先に発表されていて、退屈姫君のシリーズで登場する人物たちが何名も登場していますので、順序よく読んだほうが楽しさも増すでしょう。と言いたいところですが、退屈姫君シリーズのほうではまだ結果がわからずに、この先どうなっていくのだろうと楽しみにしていた将軍様との賭け将棋の結果が本作には書かれています。発表順に本作『風流冷飯伝』から読んでいれば気にもならなかったでしょうが(賭け将棋の結果がどうなったかわかってしまっていても、退屈姫君シリーズは十分におもしろいですから)、何か一つ楽しみを奪われてしまったような気がしてしまいます。

著者の小説には他にも『面影小町伝』の主人公は、自称めだか姫の一の子分のくのいちお仙だったり、『おんみつ蜜姫』の主人公 蜜姫は、風見藩主時羽直重の先々代の時羽光晴と関係があったりと、つながりがあるのものが多いので、これから手をのばそうと思っている方は、ぜひ発表順に読んでいってください。

噺家のうまいはなしを聞いているような、読んでいてとても心地よい文体で語られる、冷飯たちの大騒ぎ。退屈姫君シリーズとは別に、本作で活躍した冷飯たちのその後もぜひ書いてもらいたいですね。
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
小学生の時に読んだ、あの本を思い出させる、何とものんびりした、人を食ったようなお話です。
 読み物としては、いかにもひょうひょうとして、読んでいるうちに肩の力が抜けていきます。将棋が好きな人にはおもしろいでしょう。でも、将棋に興味のない私にもけっこう楽しめました。
 のんびりしていていいですねえ。
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
風流 2005/2/19
形式:文庫
言葉遣いがいいです。
江戸時代ののほほんとした雰囲気もいいですね。
謎解きが難しすぎず、ちゃんとおさまるのも・・。
一八の心境の変化もおもしろいです。
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