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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
役者の存在感が成り立たしめた大作。,
By 池田平太郎 (福岡市博多区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 風林火山 [DVD] (DVD)
この映画は、主演・山本勘助に三船敏郎、武田信玄に中村錦之介(後の萬屋金之助)、上杉謙信に石原裕次郎・・・という、当時の日本映画界を代表するそうそうたる三人が顔を揃えた大作でした。中でも、主役の三船敏郎の最期のシーンは、何度見ても感涙にむせびますが、特筆すべきは、やはり、その大俳優というものの存在感・・・。 三船敏郎の山本勘助は、普通、あそこまでとんとん拍子にうまく行くはずもないのに、その挙措のすべてにある重厚さで、それが、うまく行くことに、いささかも非現実性を感じさせない。 一方で、中村錦之介扮する武田信玄もまた、その存在感は誰も不平を言えないほどに、家中を圧倒していることに対しても、何の違和感も感じない・・・。 しかし、それよりも、私が特に印象に残っているのが、セリフは一切無い石原裕次郎の上杉謙信でした。 石原裕次郎扮する上杉謙信が、川を挟んで、武田軍と対峙したとき、馬を駆って行軍中に、川向こうの武田方を睨むシーンがあったのですが、見るからに映画俳優・・・って感じのやさおとこの美男子とは違う、その男臭さに、思わず、「本当の上杉謙信という人は、きっと、こういう人だったんだろうな」と鳥肌が立ったことを覚えています。 その意味では、やはり、役者の粒の大きさが、これほどまでに映画を成り立たしめるものなのかと思った逸品でした。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
絢爛豪華な戦国絵巻,
By ショータ (静岡市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 風林火山 [DVD] (DVD)
小谷野さんと言う方が「来週」と言う台詞を槍玉に揚げて批判していますが「来春」の間違いでは?シナリオのいい加減さに文句をつける前に、自分の聴覚のいい加減さをどうにかするべきだと思います。大体ちゃんとストーリー追ってれば展開上「来週」と「来春」を聞き間違える余地など無いはず。理解力もいい加減なのですね。本編のレビューと関係なのですが、あんまり言い方が酷かったのでつい。 本編は非常に豪華で華やかな戦国絵巻です。 豪華な俳優、力の入った合戦、美しい情景など大作映画に恥じない出来です。 時代考証の面では古さゆえの間違いは多々ありますが、華やかさ実力ともに一流の俳優陣の演技が吹き飛ばしてくれます。 それでも後半はちょっと長く感じますが、終わったとに余韻の残る良作娯楽時代劇です。 決してメジャーではありませんが、音楽も良いです。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
勘助の淡い心と戦の厳しさを痛感,
By とし坊 (福岡県大野城市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 風林火山 [DVD] (DVD)
僕が小学生の頃の映画で、劇場で見ると長い映画だと思いました。その後、原作を読み、山本勘助を中心においたストーリー展開を考えるようになりました。戦のシーンはさほど多さを感じませんが、ラスト・シーンで勘助が目に矢を射られて討ち死にしていく場面が鮮烈です。それまで諏訪姫との物語が切々と綴られていただけに、凄い衝撃を受けましたね。 啄木鳥(きつつき)戦法で勝利を得たと思っただけに、勘助の落胆と代償に命をかけるという武士魂を強烈に印象付けた作品です。 ちなみに、双対に海音寺潮五郎原作で角川春樹監督の「天と地と」を見ると、上杉謙信と武田信玄の両面から川中島の合戦を楽しむことができますよ。
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