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最も参考になったカスタマーレビュー
5つ星のうち 4.0
希代のエンタテイナー ,
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レビュー対象商品: 風山房風呂焚き唄―山田風太郎エッセイ集成 (単行本)
山田風太郎エッセイ集成現代モノ2冊目を読了。もう1冊は「人間万事・・・」。本書はやや小ぶりというのか、生活雑事一般が多いようなところでタイトル通り、独自の展開・発想に膝を打つというというところは余り覚えなかった。時代は古いんだけども、同時代の並走部分がある人間には違和感ない。昔からあった税金役人の厚顔話やイタリアからの別送荷物の盗難。 印象に残ったのは強きに媚びて、弱きをくじいて更につけあがるごとき日本人論(305頁辺)。いけいけで戦争になだれ込んでやんぬるかなの集合心理と同根である。 オーラスに近きところで(312頁辺)、啄木の歌の麻雀替え歌「一握の牌」23首には苦笑。これほどのパロデーを考え出す才は矢張り常人と劃するところ。 つもり来れど つもり来れどなほわが手楽にならざリ じっと手を見る 原典の方も親しみ湧いたか、再読してみた。啄木も苦笑。
5つ星のうち 5.0
憧れの山田風太郎に身をやつす,
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レビュー対象商品: 風山房風呂焚き唄―山田風太郎エッセイ集成 (単行本)
つくづく思うがエセイというものは内容の良し悪しで読むものではなく、書いた人の好き嫌いで読むもので、きわめて属人的なものある。 で、私は、憧れの人である風太郎王に自分を近づけるべくこうしたエセイを読むのである。 私の好きな話。 ある日、上野原高原の山道を山田さんは奥さんと子どもと歩いていた。殆ど人も通らぬ道である。 途中、道を間違えていないか不安になったので、やってきた大鎌をもった百姓らしき男に聞いた。 男は一言も答えない。それどころか、鎌を持ってずっと、歩き出した3人のあとを付いてくる。 あとで聞くとその男は、近郷の唖の男で、3人が道に迷いはせぬかと心配でずっと付いてきたのだった。
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