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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
食べ物の好きな山田詠美。,
By チカ - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 風味絶佳 (単行本)
私は山田詠美が好きです。爪や耳、口の端、肌や汗、相手のそんなものに感じる、「どうにかしてやりたい」という感情が、私はよくわかる。 作者は好きな相手に対して、よく「食べてしまいたい」というキーワードを使う気がします。 今回は「間食」「夕餉」「風味絶佳」「海の庭」「アトリエ」「春眠」の短編が六作収録されています。
27 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
人生の味 絶佳なり,
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レビュー対象商品: 風味絶佳 (単行本)
もちろん装丁も気がきいているが、やはり作風の変化に驚いた。キッチリとオチをつける作風だったハズ。最後にキメ台詞があって、そこでスッと幕の下りる印象があった。ところが、この短編集では、いずれもオチがない。そのまま世界の続いていく余韻で終わる。これがいい。人生は続く。面白い人生も、意外な余生も、ままならない生活も、続いていく。 そして、それら人生の全ては、実は丸もうけなのだ。苛立ちも、怒りも、中途半端も、そんな様々を抱えて続いていく人生の、なんと甘美なことか。人生はオイシイ。貧乏上等、逆境上等、いきてるよなあ、ワタシなのである。 作中、視点人物はそれに気づいていない。グランマや、葬儀屋の父が、脇からその達観をにじませているだけだ。人生は実にオイシイと。
23 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
文句なしなのでは?,
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レビュー対象商品: 風味絶佳 (単行本)
待っていました、という感じです。最近、山田詠美さんの小説が出ないなあ、と思っていたので。 中身は期待に外れないと思います。 デビュー20周年、ということですが、その頃と切れ味が変わっていないと思います。 短編集なのですが中でも、「風味絶佳」は「ぼくは勉強ができない」のような感じです。恋愛について、短編ですが内容はぎっしり、みたいな。 恋愛小説は山田詠美さんが やはり一番。あれこれ、ぐだぐだとしていなくて下手な恋愛エッセイよりスマートに伝わる。 恋愛はきれいごとではないけれど、それがわかるのは山田詠美さんの作品だけ、絶賛です。
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