主人公の少年は全国模試の順位が2ケタ台の秀才である。模試に向かう途中、間違って乗り込んだ列車はモーターやエンジンで動いているわけではなかった。なぜその世界では風力鉄道が受け入れられているのだろうか。その世界はこの世界とどのような違いがあるのだろうか。ヒントはあちこちにちりばめられている。ぜひ、深く考えてみてほしい。
また、物語中主人公はタイトルのような言葉を浴びせかけられるのだが、このセリフを読者はどう感じるだろうか。小学生と中学生、または大人でそれぞれ違うことだろう。その時々に何度か読み返してほしい本です。
冒頭、算数の問題文が登場する。「なんで算数の勉強をするのかわからない」という子は特に、ここはちょっと無理しても読み進めてほしい。見方がすこし変わると思う。そして「最後まで」読んでほしい。あなたは周遊券を手に入れることができるでしょうか?