マンガの世界の設定だから仕方ないとは言え、伊東参謀の気持ち悪さは増すばかり。そして、それに振り回されて、確か一度は立ち直ったはずの土方副長がまたガタガタになるのも飽きた展開。中村五郎は何度振られてもセイにしつこいし、藤堂先生はとても大人とは思えない子供っぽいキャラクターに描かれ続けている。そしてセイはいつまでたっても学習せず、見て見ぬふりが出来ない(まあ、見て見ぬふりが出来たら、この作品のストーリーが動かないのだが…)。
沖田先生はと言えば、セイのことを考えて行動している、と自分では思っているようだが、結果的には自分の感情を優先して、いきなりセイに冷たくあたったり、いきなり優しくなったり。この精神的に不安定な男に惚れるセイの想いは、残念ながら私にはわからない。個人的には安定感のある斎藤先生の方が絶対にいい男に見える。
と、作品に夢中になるあまり、気になるところを書き連ねてしまったが、31巻はいよいよ新選組分裂に至るストーリーの始まり。物語は1867年まで来たところ。それにしても、この巻、斎藤先生が不憫…。