25巻が出るのを首を長くして待っていたのですが、勘定方のお話はちょっといたたまれなかったです。河合さんの処断は、史実通りなんでしょうか?史実を知らないのでわかりませんが、隊士を切腹に追い込みたくない優しい河合さんを、無慈悲にも処断してしまった土方にちょっと憤りと恐怖を感じました。そこが「鬼」の所以なのかもしれませんが…。金子を盗んだ小川に関しては、話が少しベタに感じました。狼狽える姿を見て、すぐに「怪しい」と感じましたので。最後のおセイちゃんの言動もちょっと受け入れられなかったです。河合さんを死なせたくない、と一所懸命に行動していたのに、ちょっとあっさりしてるような気がして…。一応土方には嫌味のつもりなんでしょうけれど、それでも今までの話からみて軽い感じがしました。
前半には、土方の青春時代のお話。後半には深雪太夫のお話(つづき)が収録されています。
労咳に倒れた土方を自分の身も顧みずに看病する近藤の姿は、ちょっと感動しました。それ故、次に収録されていた勘定方のお話がキツく感じられました。