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風俗の人たち
 
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風俗の人たち [単行本]

永沢 光雄
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

人びとの歓びと哀しみが交差する「風俗」の世界。バブル末期には、異常に盛り上がり、やがてバブルが崩壊し、エイズの恐怖が喧伝されるにしたがって、冬の時代を迎える。人々は、あの手この手のアイデア商法をひねりだしていった。平成日本の性風俗とそこに生きる人たちをユーモラスな筆致でとらえた異色のルポルタージュ。『AV女優』の永沢光雄、待望の第二作。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「MARC」データベースより)

ある時はSMクラブの女王様、ある時はいろいろと苦労しながらピンサロを経営しているオジサン…。1990年4月から97年5月の7年間、性風俗とそこに生きる人たちを見つめた異色のルポルタージュ。

登録情報

  • 単行本: 477ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (1997/09)
  • ISBN-10: 4480818073
  • ISBN-13: 978-4480818072
  • 発売日: 1997/09
  • 商品の寸法: 19 x 14 x 3.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 174,093位 (本のベストセラーを見る)
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
こーんなに 2004/2/13
By qzaemon
形式:文庫
風俗の本て女の子の「お客さんを最高の気分にさせた~い」とかいうモロ営業インタビュー本とか,マッチョ男の絶倫ひぃひぃ言わせちゃったのよ体験記みたいなのばかりあんまり読みすぎたせいか,こーんなにホっとする面白い本ないじゃんねっていう気がしましたけど…とにかく正統派ソープやストリップ(著者のお好み?)から同性愛,SM,普通の女子高生,果てはダッチワイフ(この話不可忘却!)までこーんなに色々あるのかねっていうぐらい幅広な上に,同じネタでも表から裏から(試みに新宿二丁目の病院の章を見よ!)取っ替え引っ換え,哀しみとおバカを微苦笑のオブラートでくるくるっと包んで,いつの間にか清々しさの地平にまで到達しているような気がしてしまいました。「私はいつの間にかいろいろな人間にお話をうかがう仕事を生業にしてしまっているが,根が人と会うのが苦手なため,一度取材をした人間と二度,三度と会うことはほとんど無い。」という著者(こういうところがなんかいい肌合いなのかな。)のたまに文章の谷間に炸裂するオトボケに爆笑しながら,楽しく(確かに一気に読み通すのは難しい本だけど)読了しました。しかし,(少なくとも自称)フツーの私からみると,何でこんなに性って深くしなくちゃならないのかなぁという気がいたしましたっすです,ハイ。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
本の中で永沢光雄が書いていたことが、そのまま読者である僕にも当てはまると思った次第。

“このコラムを続けていることでの最大の楽しみは、普通に日常生活を送っているのではなかなか出会うことのできないであろう方々の話が聞けることである。ある時はSMクラブの女王様であったり、ある時はいろいろと苦労しながらピンサロの店を経営しているオジサンであったり……。世の中、まさに十人十色。様々な生き方があるのだなあと思うと、勇気づけられ、嬉しくなってしまう。(本文より抜粋)”

思ったこと。風俗で働いている男の人はみんながみんな「大変」そうです。たとえば風俗店の店長になったとして、客をとる主役は女の子であり、多くの場合、どこかだらしない性格の子が多いらしく、すぐに来なくなる女の子を、何とかおだてて、なだめて、来てもらう、その努力の涙ぐましいこと。

「素股三千円道場」という性感マッサージ店の店長であるKさんの、1日のスケジュールはこんな感じだそう。
“朝九時に出店。営業終了の十二時まで広報や女の子の面接など雑務の仕事。その後伝票を整理し、店の幹部ミーティングを行い、全ての業務が終了するのが午前四時。これが三百六十五日続く。家に帰るのは一年で百日あればいい方である。(本文抜粋)”

うーん。。 凄まじいですなーー。。

バブルの弾ける直前の1990年から取材が始まり、終わるのは1996年。社会情勢に合わせて風俗の形態も変わり、時代の雰囲気に合わせて、客層も変わる。時代の1片を切り取った風俗史としても興味深く読めます。

この本に出てきたお店で現在も営業している店がいくつあるんだろうか? なんて考えながら、本を読み終えました。

最後の方、少し単調な展開だったので、星3つにしましたが、面白い本だと思います。

このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
まな板ショーって? 個室割烹って? ビデオ相互観賞会って? これでもかと次から次へと知らない単語がつづく。 それでもお腹いっぱいにならずに、読み終えることができたのは、著者のフツーさのおかげか。

 風俗という世界で働く女たち男たち。快楽を享受する女たち男たち。そして優しくもオドオド、時にはビクビクと申し訳なさそうに取材をする著者。

 永沢光雄というライターに出会えたことが一番の収穫、と思わせてくれる一冊。

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