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風の陣 [立志篇](PHP文庫)
 
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風の陣 [立志篇](PHP文庫) [文庫]

高橋 克彦
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

八世紀中頃の黄金発見に端を発する奥州動乱と、中央政界の血腥い権力抗争を描く大河ロマン。本篇は全三部構成の第一部であり、奈良朝を震撼させた「橘奈良麻呂の乱」を中心に描く。
蝦夷の若者・丸子嶋足は、黄金を土産に帰京する陸奥守・百済敬福の従者となり、平城京に上る。朝廷の野心から陸奥国を守るための上京であり、敬福の後押しもあって兵衛府に仕えることになった。やがて、八年の歳月が過ぎ、番長に出世していた嶋足のもとに、同じ蝦夷の若者・物部天鈴が現れる。天鈴は嶋足を衛士府の少尉・坂上苅田麻呂(田村麻呂の父)と引き合わせ、苅田麻呂に採り立てられるよう仕向けた。一方、中央政界は、橘諸兄の死後、その子・奈良麻呂と藤原仲麻呂との対立が激化。奈良麻呂派による仲麻呂打倒の策謀が進行する中、嶋足はそれを未然に防ぐべく、渦中に身を投じていくのであった……。
奥州動乱前夜の若き蝦夷たちの躍動と葛藤を、壮大なスケールで描く。

内容(「BOOK」データベースより)

8世紀中頃の黄金発見に端を発する奥州動乱と、中央政界の血腥い権力抗争を描く大河ロマン。蝦夷の若者・丸子嶋足は、黄金を土産に帰京する陸奥守の従者となり平城京に上る。8年が過ぎ、衛士府の官人として異例の出世を遂げた嶋足は、やがて奈良朝を震撼させた政変・橘奈良麻呂の乱の渦中に、自らの身を投じるのであった…。迫り来る動乱の兆しの中での、若き蝦夷たちの躍動と葛藤を描く。

登録情報

  • 文庫: 404ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2001/7/16)
  • ISBN-10: 4569575862
  • ISBN-13: 978-4569575865
  • 発売日: 2001/7/16
  • 商品の寸法: 15.2 x 9.4 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
「火怨」に繋がる物語で、物部氏の天鈴や田村麻呂のオヤジが活躍します。策士・天鈴から策を授けられ、主人公・嶋足が宮中政治のドロドロに苦しみながらも生き抜く姿がイイ。

「火怨」を読んで堪らなく高橋克彦ファンになった方は、本書を読んで余韻を楽しむのをお奨めします。「風の陣」「火怨」「炎立つ」の連作は、蝦夷の生き様を綴った感動の叙事詩です。通して読むのがお薦め。

このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 朝鷺
形式:文庫
初めて読んだ高橋克彦氏の作品は『火怨』だったが,その時からこの本の存在は気になっていた。

今回,文庫版の3冊目が発売されたのを機に揃って購入。期待を裏切らない作品だ。
蝦夷の身で朝廷に仕える嶋足と,その嶋足に蝦夷の将来をかけて策を弄しながら援助をする天鈴。

一途な嶋足と,策士の天鈴という若者二人が,権力争いの渦巻く都で見せる活躍が気持ちいい。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
壮大な叙事詩 2010/11/6
By なみ
形式:文庫
他のレビューにもあるとおり『火怨』の直前の時代を舞台にしています。
歴史上ただひとり、蝦夷の身でありながら朝廷で殿上人になった道嶋嶋足が主人公です。
抜群の武勇を誇り、蝦夷の将来を誰よりも憂う嶋足と、彼を影でバックアップしていく策士の天鈴の名コンビが織り成す大河ドラマといった感じです。
どの巻も読み応え抜群ですが、個人的には道鏡の失脚のくだりが最高でした。
冷静になって読み返すと、このくだりいるのかな?というような影の暗闘シーンが全体の半分くらいあるのですが、まぁそこはご愛嬌。
あまり光のあたることがなかった奈良時代を舞台にしているというだけでも歴史小説の白眉といっていいのではないでしょうか。
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