内容は「新機動戦記ガンダムW(ウィング)」のパロディ作品を16本集めたものとなっている。
アンソロジー作品の再録集だそうだ。
パロディ作品は版権者から二次創作許可を受け、監修のもと執筆したものとのこと。
ガンダムのストーリーに忠実に沿ったシリアスな作品では、
詩のようなリズム感ある文章とキャラクターの言葉一つ一つが魅力的で、
たちまち心奪われた。
「原作ストーリーの裏ではこんなやり取りが本当に行われていたのでは?」と思うほどである。
かと思えば、「とんでもなくTVシリーズを無視してないか?」と作者自身も
つっこんでしまうような面白いギャグ漫画もあり、そのほのぼのさに思わず笑ってしまう。
特に「死神くん」シリーズでは作者である真斗さんお得意の2頭身キャラがかわいくておすすめ。
遊び心満載、けれどガンダムWのシリアスな空気も忘れないこの一冊は、
購入してじっくり読む価値有りと言える。