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風の歌を聴け (講談社文庫)
 
 

風の歌を聴け (講談社文庫) [文庫]

村上 春樹
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (165件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

第22回(1979年) 群像新人文学賞受賞

出版社/著者からの内容紹介

村上春樹のデビュー作
1970年夏、あの日の風は、ものうく、ほろ苦く通りすぎていった。僕たちの夢は、もう戻りはしない。群像新人賞を受賞したデビュー作
1970年の夏、海辺の街に帰省した<僕>は、友人の<鼠>とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。2人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、<僕>の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。

登録情報

  • 文庫: 168ページ
  • 出版社: 講談社 (2004/9/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062748703
  • ISBN-13: 978-4062748704
  • 発売日: 2004/9/15
  • 商品の寸法: 14.4 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (165件のカスタマーレビュー)
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27 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
初めて読んで感じたことは、著者は英語を母国語としている人か
アメリカ小説を読み込んだ人だろうな、ということだった。
数ある村上春樹の小説の中でもこの第一作目は特に
”日本的”でなく、しゃれた会話が交わされる
今まで読んだことのないタイプの小説だった。
作品中の主人公は「文章について多くをデレクハートフィールドに
学んだ」という。この本を初めて読んだ人の中でまずこの作家の存在を
疑う人はいないだろう。今では周知のこととなっているが
ハートフイールドは村上氏が作り上げた架空の作家なのであるが、
当時は実在する作家だと信じハートフィールドの作品を書店に
問い合わせる人が絶えなかったほど
巧妙に架空の作家を作品中に織り込んでいたのだった。
ではこのモデルは誰?ブラッドベリ?ロバートEハワード?
という風にハートフイールドについてその後もちょっとした論争が
あったほどである。
こんな風に読み手を楽しませるのと同時に
数字、古典、和歌またキリスト教的記号を埋め込むのが
上手な作家である。作品をストレートに読んだ後は埋め込まれた
記号や数字を探し出すという楽しみも味わえるので、
村上春樹の小説は二度も三度も楽しめてお得感が高い。
まだ村上ワールドに足を踏み入れたことのない方には、すべての
始まりである「風の歌を聴け」をおすすめします。

文庫本のカバーをとって中を見たことのある人はいるでしょうか?
佐々木マキさんが書かれたカバーをめくってみてください。
こんなところまで楽しめちゃいます。

このレビューは参考になりましたか?
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
爽やかな文体に断片化された文章。
これがこの小説の一番の魅力だと思っています。

過ぎ去ったもの、失ったもの、捨ててしまったもの。
夏や海やビール、これまで感動できていたものが、いつからか、歳を重ねるにつれその輝きを失ってしまう。

そんな誰もが通り過ぎて来た(と思われる)数日間を描いた、青春小説です。

このレビューは参考になりましたか?
58 人中、47人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
まだ20代半ばの頃、何気に読んだ「ノルウェイの森」の魅力にハマり、
次に読んでみたのがデビュー作のこの本。
最初は、「ノルウェイの森」の暗く重々しい感じとは全く違う
この本の妙な軽さに面食らったことを覚えている。

それでも、相変わらず脈略の無いストーリーの中に
唐突に出現するあまりに印象的なフレーズは実に強烈だった。
多くのレビュアーが引用している冒頭の「完璧な文章など・・」
と言う文も「やられた!」と言う感じだったが、
私の心に残ったのは、同じく1ページ目に登場する次の文。
「あらゆるものから何かを学び取ろうとする姿勢を持ち続ける限り、
 年老いることはそれほどの苦痛ではない。」
この一文、ストーリーには全く関係ないのだが、
読後に私はこのフレーズを呪文のように唱えていたものだ。

40歳になって再びこの本を読み返してみて良く判った。
この本、「軽くてお洒落」に見えるのは、ほんの見かけだけでしかない。
実は「若き作家の卵」村上春樹の意地が凝縮されているのだ。
生まれ持っての文才も去ることながら、
様々な海外文学からの引用や、綿密にリズムが計算された文体など、
とにかく練りに練って考え抜かれた文章なのだと思う。
全体に軽く感じてしまうのは、
そのような「意図して作られた文体」をあえて隠すためだろう。
デビュー作なだけに、渾身の力を込めていたはずだ。

初めて呼んだ頃からずっと、こんな文章が書きたいと思ってきた。
もちろん全く追いつくことなど出来ないのだが、
そのために意識して努力してきたことは無駄になっていないと思う。
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最近のカスタマーレビュー
なんだかよくワカラナイ
世界の終わりとハードボイルドワンダーランドを読み、
とても楽しめたので、こちらも読んでみました。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: ユッキ
村上春樹さん。
この本を読んだのは大学一年生の時。私は自ら孤独に入り込むような人間なので、この本、この作者が合うのだと思います。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: cl7kk836
読後感
大学の日本文学の授業で一部取り上げられた本書。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: あゆ
村上春樹でいちばん好きな作品
... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: タンゴ
読みやすいし面白い。
文章全体に重い感じがしない。また、アップルパイやクロワッサンといった食べ物や、レコードや偽の作家についての情報などは、... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: 地方の
初期の最高作
風景の描き方や比喩が上手で、雰囲気を楽しみながらすらすらと読めます。

ヘミングウェイの「日はまた昇る」と通じる気がしました。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: ユイマール
MMMM....
「羊をめぐる冒険」そして「ダンスダンスダンス」を読む為に、第一作、そしてデビュー作としての本書を読まなければと思い、読破しました。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: ひろ
村上春樹のデビュー作
1949年生まれ、村上春樹のデビュー作。群像新人賞受賞。1979年の受賞なので、作者30歳の頃の作品。現在、作者おおよそ60歳に書いた「1Q84」と比べると、初々... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: 日出
村上春樹事始め
村上春樹氏の処女作。

衒った感じや登場人物の年齢に見合わないセリフの数々が、... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: しまったか!
ビールが飲みたくなる
著者、村上春樹の作品の中でこの「風の歌を聴け」を私は2番目に読みました。初めて読んだのは「ノルウェイの森」。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: に
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