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風の歌を聴け (講談社文庫)
 
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風の歌を聴け (講談社文庫) [文庫]

村上 春樹
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (163件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

商品の説明

第22回(1979年) 群像新人文学賞受賞

出版社/著者からの内容紹介

1970年の夏、海辺の街に帰省した〈僕〉は、友人の〈鼠〉とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。2人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、〈僕〉の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。


登録情報

  • 文庫: 155ページ
  • 出版社: 講談社 (1982/07)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061317776
  • ISBN-13: 978-4061317772
  • 発売日: 1982/07
  • 商品の寸法: 14.4 x 10.6 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (163件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 179,855位 (本のベストセラーを見る)
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24 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 新鮮で感覚的な小説, 2004/11/14
レビュー対象商品: 風の歌を聴け (単行本)
初めて読んで感じたことは、著者は英語を母国語としている人か
アメリカ小説を読み込んだ人だろうな、ということだった。
数ある村上春樹の小説の中でもこの第一作目は特に
”日本的”でなく、しゃれた会話が交わされる
今まで読んだことのないタイプの小説だった。
作品中の主人公は「文章について多くをデレクハートフィールドに
学んだ」という。この本を初めて読んだ人の中でまずこの作家の存在を
疑う人はいないだろう。今では周知のこととなっているが
ハートフイールドは村上氏が作り上げた架空の作家なのであるが、
当時は実在する作家だと信じハートフィールドの作品を書店に
問い合わせる人が絶えなかったほど
巧妙に架空の作家を作品中に織り込んでいたのだった。
ではこのモデルは誰?ブラッドベリ?ロバートEハワード?
という風にハートフイールドについてその後もちょっとした論争が
あったほどである。
こんな風に読み手を楽しませるのと同時に
数字、古典、和歌またキリスト教的記号を埋め込むのが
上手な作家である。作品をストレートに読んだ後は埋め込まれた
記号や数字を探し出すという楽しみも味わえるので、
村上春樹の小説は二度も三度も楽しめてお得感が高い。
まだ村上ワールドに足を踏み入れたことのない方には、すべての
始まりである「風の歌を聴け」をおすすめします。

文庫本のカバーをとって中を見たことのある人はいるでしょうか?
佐々木マキさんが書かれたカバーをめくってみてください。
こんなところまで楽しめちゃいます。

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37 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 読んでしまった時期, 2007/4/25
恐らく今、この小説の持つ独特の感触は薄れてしまっていると思う。

小説の賞味期限としてはもちろん長いモノであると思うし、村上春樹さんのデビュー作であるから、今後も読まれていくと思う。

しかし、出版された当時のショックは大きかった。これを私は高校生時に読んでしまって、その後「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読んでしまったが為に、新作が出るたびに買わずにはいられない作家になってしまった。

この作品はいろいろしかけは多いのだが、その仕掛けをいちいち解きたくなり、また自分の説を説明したくなるという作用を持つ。しかし、私の感じた1番大きなことはまるで消毒された様な文体だった、という事です。

今では当たり前のこの文体ですが、その当時は本当にショックだった。有名な1度英語で書いて翻訳した、という事実も良く分かりますが、それだけでない突き放した、自分の影を出来るだけ排除し、消した文章が、とても印象的でした。

今はやりの文体の恐らく原点、それを確認してみたい方にオススメいたします。
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14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 青春っていうのは何歳までだ?, 2001/12/26
By カスタマー
レビュー対象商品: 風の歌を聴け (単行本)
爽やかな文体に断片化された文章。
これがこの小説の一番の魅力だと思っています。

過ぎ去ったもの、失ったもの、捨ててしまったもの。
夏や海やビール、これまで感動できていたものが、いつからか、歳を重ねるにつれその輝きを失ってしまう。

そんな誰もが通り過ぎて来た(と思われる)数日間を描いた、青春小説です。

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