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風の丘を越えて [DVD]
 
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風の丘を越えて [DVD]

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登録情報

  • 出演: オー・ジョンヘ, キム・ギュチョル, アン・ビョンギョン
  • 監督: イム・グォンテク
  • 形式: Color, Dolby
  • 言語 韓国語
  • 字幕: 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.66:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: アップリンク
  • DVD発売日: 2001/11/22
  • 時間: 113 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B00005R15X
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 70,756位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

韓国で西便制シンドロームと言われる程の動員を記録し数々の賞を獲得した、口承芸能パンソリの唄い手である養父と姉弟の血縁を超えた“芸の絆”を骨太に描いた話題作。数十年後に姉に再会したトンホは、失明してなお芸を極めた姉の姿に胸を打たれる。

内容(「Oricon」データベースより)

「春香伝」などで知られるイム・グォンテク監督が贈る、旅芸人親子の半生を描いた傑作ドラマ。

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14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
幼い頃より父親にパンソリ(韓国の伝統音楽、小太鼓の調子に合わせて唄う)の稽古をつけてもらいながら各地を旅する親子を描いた物語です。厳しい父親と、黙ってそれに従う姉、父親を嫌って家を飛び出す弟の三人の間にある家族愛が軸になっているように思います。

また、おなじ林権澤監督の『春香傳』ではBGM的に使われていたパンソリの魅力をより堪能することができるのが、この作品です。
道中、姉の失明など困難がつきまといますが、それゆえに、田舎道で三人がアリランを唄いながら楽しげに歩いていく姿が一層印象的に焼き付いています。

このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sow-seed VINE™ メンバー
たとえようもなく胸を打つ、パンソリという芸能にこめられたものに見られるように、きっと多くの芸能などの、シャーマニズム的な面というのは、こういうことを言うのだなあと目を開かされる思いだった。

たとえばチベット仏教のある派の教えの中などに、ぼくらの内から起こるどうしようもないような否定的な感情、怒り、恨み、悲しみ、など、常識的、分別的に「否定的」とされてしまう、そのような感情を、実際のところ、肯、否定抜きに、よくよく見たことがあるか、よく味わった試しがあるのか。と問われるところがある。

よく見る、とか味わう、というのはそういう感情に「浸る」、とか、感情にふりまわされることによって外へ向かう行動を取る、というような意味ではない。また、そのような感情を忌み嫌ったり、単に抑圧する、また罪深いと思ったりするという方向へ向かうことでもない。わき起るその感情の出所からして、その「実物」を「よく見る、味わう」ということ。すると、それはぼくらが慣れ親しんだ「もの」なのか。

また下記を読んでいて、この映画が「なぜ」感動的かに思い当る気がした。

『深い困窮を体験させられた朝鮮民族は、その苦悩、怨恨をはらすために、外へ向かわず、むしろ自己の内部に沈み込んで、一種の感情の和解に達しようとします。
「恨(ハン)」を粘り強く、「恨」を内的に深めることで、明るい生の地平を拓くところに、「恨」の美を見ようとする。
この体験は韓国語で「サキタ」(いい味に糖化、発酵させる)という動詞で表現できるようなプロセスである。
「暗い、否定的な感情と粘り強く取り組み、それを鎮め、浄化し、新しい価値体系へと発酵させて行く」絶え間ないプロセスである』(「神秘学入門」高橋巌著より)

映画の中で、父ユボンが残した言葉は、「恨に埋もれず、恨を越えろ」であった。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By nappunsaram トップ500レビュアー
久々に見ました。

ソンファ(オ・ジョンヘ)のパンソリはいつ聞いても土足でガンガンハートに入り込んできますね。

パンソリは一人の歌手と一人の鼓手が人生の悲哀をドラマチックに唄いあげ,韓国のオペラとも評されています。

現在ではこの貴重な伝統芸を鑑賞するためには公演されている舞台に出向いていく必要がありますが,韓国に行かれたらぜひ一度本物を体験して見てください。

絶妙の鼓手の合いの手が歌手の見事な唄を演出し,歌詞は理解できなくても芸術性は十分に感じ取れるはずです。

そしてこの芸術性を演出するのが,韓国映画やドラマの底流にある「恨」です。

映画の中では「恨」を演出するため,娘に毒薬を飲ませて失明させるという人権無視の凄まじいまでの芸への執念が描かれています。父は「恨に埋もれず恨を超えろ」という言葉を残してなくなりますが,ソンファの唄には魂の叫びが聞こえてくるようです。

ラブストーリーやラブコメ,時代劇も良いのですが「西便制」だけは別格ですね。

こんなに本格的なパンソリが自宅で聞けること,「恨」を正面から取り上げた作品性,作品の中に流れる「重さ」に耐えられればこれほど素晴らしい作品には早々お目にかかれません。

韓国作品の原点がここにあります。
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