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越天楽~越天楽幻想曲(日本古謡)のアレンジには感心しました。長男が雅楽をやっていましたので、越天楽の演奏には慣れ親しんでいるのですが、東儀秀樹の編曲は雅楽の楽器の持ち味をいかし、現代のテイストを加味した楽曲に仕上がっており、21世紀の雅楽の進むべきあり方の一つを提示したように感じました。
「蒼き海の道」も良かったですね。東儀秀樹の最初のシングルでしたが、唐招提寺の壮大な伽藍とそれの持つ歴史をモティーフに描いた作品です。バックのオーケストラの雄大さに乗せて東儀秀樹の篳篥が朗々と奏でますので、とても印象深い曲でした。伝統音楽のエッセンスが現代に形を代えて流れていくような曲ですね。
12曲目の「光り降る音」は大好きな作品です。冒頭の笙の音は、まさしく「天から降り注ぐ光り」そのもので、とても印象に残る楽曲です。これはもともと『光り降る音』という絵本を、東儀秀樹が作成している時にインスピレーションで生まれた音楽だそうです。笙という世界にも類を見ない楽器の特性を十二分にいかしたものといえるでしょう。
西洋のオーケストレーションでは出せない雰囲気を持っています。壮大でたっぷりとした音楽は、多くの人に「癒し」を与えることと思います。
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