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風が強く吹いている
 
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風が強く吹いている [単行本]

三浦 しをん
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (168件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

箱根の山は蜃気楼ではない。襷をつないで上っていける、俺たちなら。才能に恵まれ、走ることを愛しながら走ることから見放されかけていた清瀬灰二と蔵原走。奇跡のような出会いから、二人は無謀にも陸上とかけ離れていた者と箱根駅伝に挑む。たった十人で。それぞれの「頂点」をめざして…。長距離を走る(=生きる)ために必要な真の「強さ」を謳いあげた書下ろし1200枚!超ストレートな青春小説。最強の直木賞受賞第一作。

内容(「MARC」データベースより)

奇跡のような出会いから、清瀬灰二と蔵原走は無謀にも陸上とかけ離れていた者たちと箱根駅伝に挑む。それぞれの「頂上」めざして…。長距離を走る(=生きる)ために必要な真の「強さ」を謳いあげた、超ストレートな青春小説。

登録情報

  • 単行本: 512ページ
  • 出版社: 新潮社 (2006/9/21)
  • ISBN-10: 4104541044
  • ISBN-13: 978-4104541041
  • 発売日: 2006/9/21
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.2 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (168件のカスタマーレビュー)
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257 人中、246人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 実際に走った人間も涙しました, 2006/10/20
レビュー対象商品: 風が強く吹いている (単行本)
私はもうずっと昔になりますが箱根駅伝に選手として走った事があります。この本を見かけて最初は多分駅伝や長距離走をよく知らない作家さんが想像だけで書いたのだろう、程度にしか思っていませんでした。しかし実際に読み始めて、もちろんかなり無理な設定があることは事実なのですが、走るという行為そして苦しさや喜びそう云った深い部分までよく描いてくれています。苦しい練習から予選会に至るまでの心情や練習の厳しさ、そして何より箱根駅伝本番の各走者の走りの描き方、走りながらの選手の心理描写に思わず自分の昔の姿を投影してしまい、涙しました。これだけの感動を与えてくれた三浦しをんさんに感謝申し上げます。この本に書かれている箱根駅伝の姿は本物だと思います。ありがとうございました。素晴らしい本に出会いました。
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129 人中、120人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 なつかしい, 2008/9/27
レビュー対象商品: 風が強く吹いている (単行本)
私は箱根駅伝を走ったことがありません。
というより走りたくても走れなかった。

まず予選会のメンバーに選ばれませんでした。
そのうえ私の大学は在学中予選を通過することできませんでした。
だから箱根予選会がどれだけ厳しいものなのか、私はよく知っています。
ましてや走り始めてすぐに本戦出場なんて、当人がいくら努力したって無理です。

でも思い出しました、昔を。
いろんな誘惑を避け、クソ真面目に走ってたあの日々を。
今でもお風呂に入ると足を揉む癖がぬけないくらい、真剣だったあのとき。

だから私は思います。
本の中でくらいは、がんばったら箱根駅伝に出れたっていいじゃないか。
そんな世界があってもいいじゃないか。
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99 人中、91人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 2冊買いました。, 2008/1/9
レビュー対象商品: 風が強く吹いている (単行本)
素人集団が箱根駅伝を目指す、という
一見荒唐無稽なお話ですが、
走ることを止められない主人公・走をはじめとする竹青荘の面々に引き込まれ、
こちらも読むことを止められなくなること請け合いの、ノンストップ青春小説です。

ボロアパートでの共同生活に「ハチクロ」の愛らしさを、
集団でワンチャンスに賭ける情熱に「スラムダンク」のひたむきさを、
頂点を目指す人間の孤高な悲哀に「ピンポン」の清廉さを、
この小説の背骨に通じる物があるなぁと感じながら、
眠らずに一気に読み終え、自分もいますぐ走り出したいような衝動に駆られました。

運動と無縁な生活を送る自分にとっては、
走るという行為は苦痛以外の何者でないのですが
自分の足だけで高みを目指して箱根を駆けるランナーは
いったい何を思い、何を願って、襷をつないでいるのか
毎年正月にTVを見るたびに不思議に思っていました。

もちろんフィクションなのですべてが本当ではないけれども、
この小説の後半、1区から10区を駆けるそれぞれのメンバーの
モノローグを読みながら、その答えを感じ取った気がします。

そして、正月に実家で箱根駅伝を見ていたら、
どうしてもまた読みたくなってまた買って読み返しました。
ちなみに、自分は2冊所持していますが、
2007年にこの本を薦めた友人達は、全員大絶賛。
本読み冥利につきる幸福な時間を過ごせました。


本が好きな人も、箱根駅伝が好きな人も、
三浦さんが好きな人も、ぜひ手にとって欲しい一冊です。
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