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日本人の多くが修学旅行などで、「原爆資料館」を訪れたり、「はだしのゲン」を読んだりしたことがあると思います。
この絵本は、それらの直接的な悲惨さはやや薄めです。
しかしそれが逆にいろいろと想像させられてしまうかもしれません。
作品では、無邪気で楽観的な主人公が、政府のマニュアルを信じて防衛するのですが、それがまた哀れみを誘います。核の投下から終焉までの描写が実に詳細で、周辺環境や人体への影響がリアルに伝わってきます。
溢れかえる情報の中から、本当に信用できる情報を見つけ自己防衛に活かすことがどれほど難しいか、そして我々一般人にとって投下元の人間が神憑り的な存在であるかのような錯覚及び無力感があります。
すべてを知り怖れながら終わりを迎えるのか、もしくは何も知らず無邪気に終わりを迎えるのか。あなたは、どちらが幸せだと思いますか?
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