企業が永続的に成長するには、常に顧客に対して新しい価値を創造しなければならない。そのためには顧客、社員、株主というステークホルダー(企業に対して利害関係を持つ人)に対して、長期的かつ良好な関係を結ぶ必要がある。
これは決して観念的な経営理念ではない。現実問題として、社員にやる気がなければビジネスは絶対にうまくいかないし、株主からそっぽを向かれてしまえば経営陣の立場が危うくなって、経営が不安定になりかねない。顧客に背を向けられたら業績は悪化する。ひどい場合には経営破綻に追い込まれてしまう。
筆者は、「ビジネスの目的は単に利益を生み出すことでなく、新しい価値をつくり上げることにある」と言う。米国のビジネス書の翻訳だが、日本のビジネスマンにも参考になる1冊だ。
(日経ビジネス1998/12/14号 Copyright©日経BP社.All rights reserved.)
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