本書は全15章からなり、それぞれ降圧剤、抗不整脈薬、狭心症治療薬、脂質異常症治療薬、糖尿病治療薬、消化性潰瘍治療薬、抗炎症薬(NSAIDsを中心に)、気管支拡張薬、鎮咳薬、皮膚科疾患治療薬(蕁麻疹治療薬と湿疹皮膚炎治療薬)、抗菌薬、睡眠薬、抗不安薬、抗てんかん薬、骨粗鬆症治療薬という項目別に1章ずつ割り当てられているという構成です。
読者の知りたい項目が上記に含まれていれば、既に掲載されている多数のレビューにある通り概ね良書と言えるのかもしれないのですが、それを外れてしまうと使えない本ということになってしまう可能性も大きいと思います。
評者は偶々『今日の治療薬』の中で胃腸機能調整薬に分類されている薬の差異について詳しく知りたいという思いもあり、一か八かで本書を購入してみたのですが、空振りに終ってしまいました。(出版社のHPを見れば、目次・索引・構成など確認できる状況にありながら、その確認を怠ってしまった自分の間抜けさを改めて痛感した次第です。)
という次第ですので、本書の購入を検討されている方は、先ず実物に目を通してからをお勧めしたいと思いますが、上記の薬の使い分けについて興味をお持ちの方には、手元に置いておいても損はない一冊だと思います。(負け惜しみもあるかな?)