- 【 講談社ストアはこちら 】 - 西尾維新最新作『恋物語』やAKB48の『指原莉乃1stフォトブック』など今人気のタイトルや特集は講談社ストアへ。
登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
顔を考え尽くす。顔に執着する自意識を考え尽くす。,
By
レビュー対象商品: 顔面バカ一代―アザをもつジャーナリスト (講談社文庫) (文庫)
本書は「アザをもつジャーナリスト」の石井政之がその苦悩に満ちた半生とともに、顔に疾病・傷害のある人たちへのインタビュー、世界 を流浪しながらの体験を著した著作だ。 この文庫版の元となっているのは、『顔面漂流記』という単行本。「漂 流記」から「バカ一代」へ。おそらく梶原一騎『空手バカ一代』が元ネタ なのだが、そこにはどちらかというと受動的な響きのある前著からの 変化がわかる。タイトルの裏には、物心つくころから「見た目」につい て悩み尽くし、見た目を重視する世間を恨み尽くしてきた半生を送っ たという彼なりの自負が込められているのだろう。 人の「見た目」に関して、マスメディアも他人事ではない。なぜならこの 国のマスメディアは、画面を通じて「正常」を放送し続けることによって 「正常」を規定し続けてきたのだから。「異形」の者たちの声なき声はつ いに1999年、彼の手によって日本初の自助グループ「ユニークフェイス」 という形をもって、結実する。 見られることそのものによって傷つけられてきた人々が、今度はテレビ という最大公約数の視線に晒されることによって、発言をしようとしてい る。マイノリティを「ネタ」として消費し続けてきた主要マスメディアの多く は、この「カメラに映すことそのものができない者たち」という究極のマイ ノリティを前にして、10年以上たった今でもほとんど絶句状態にある。 未だ「壁」は厚い。 レバノンで彼が出会った、顔アザを持つ女の子の父親の至言。「アザは 顔にあるのではない。心にあるんだよ。」アザを持つ顔を目にしたとき、 我々は発作的に顔を背けたくなる。そこにあるのは、自己が視線の送り 手であると同時に受け手でもあるという認識の決定的な欠落だ。そんな 世間を、石井はこれまでずっと冷ややかな視線を送ってきた。その視線 にどう答えるか。我々は見る側ではない。今度は見られる側にまわって いる。
30 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
気持ち悪い,
By カスタマー
レビュー対象商品: 顔面バカ一代―アザをもつジャーナリスト (講談社文庫) (文庫)
気持ち悪い。著者の顔が、ではない。著者の自意識のありようが、である。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
|
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|