内容は言わずもかな名作には間違いないですので、
このBlu-ray版の購入を迷ってる方が一番気になると思うソフトに関してのレビューです。
先ず画角ですが、DVD版は無理矢理4:3のスタンダードサイズにトリミングされたものだったらしく、
このBlu-ray版では、この作品本来の画角のヴィスタサイズで収録されています!
画質は冒頭はグレイン多目のザラザラで観難く感じましたが、それ以降はそれ程気になりませんでした。
DVD版よりも白と黒とのコントラストが美しく出ていて、まるでグレーのフィルターを1枚剥がしたような発色です。
画面の揺れも極力修正されていたり、フィルム傷やゴミ等も綺麗に修復されています。
音声はフランス語のみで、リニアPCMモノラルです。
映像特典は、新たに追加された物に、スチール写真を集めた「フォトギャラリー」と
主演女優のエデット・スコブや脚本家等の、監督やこの作品への思い出話で構成されている
ドキュメンタリー風な「ジョルジュ・フランジュの病める花々」が収録されました。
DVD版にはあった監督等のテキスト形式のプロフィールは削除されていますが、
それは読み応え抜群な解説リーフレット(44頁)で補完できますので無問題です。
このリーフレットには当時のこの映画が受けた状況等も書いてあり、なかなか興味深く読めました。
DVD版の画質も雰囲気あって悪くはないのですが、丁寧にHD化されたと感じる1枚ですので、
この映画を初めてご覧になる方には勿論、DVDを持っていて購入を迷ってる方にもオススメ出来るソフトです。