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顔のない眼 Blu-ray
 
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顔のない眼 Blu-ray

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登録情報

  • 出演: ピエール・ブラッスール, アリダ・ヴァリ, エディット・スコブ, ジュリエット・メニエル, ベアトリス・アルタリバ
  • 監督: ジョルジュ・フランジュ
  • 形式: Black & White, Widescreen
  • 言語 フランス語
  • 字幕: 日本語
  • リージョンコード: リージョンA (詳細についてはこちらをご覧ください DVD/Blu-rayの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: 紀伊國屋書店
  • DVD発売日: 2011/10/29
  • 時間: 89 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B005FOPLP0
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 7,573位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

「ミもフタもない非人間的な描写の数々に、我々は露骨な嫌悪を感じつつ、 なぜかたえなる美と官能に包まれて最高の映画的幸福を味わう。
フレンチ恐怖映画の金字塔という範疇をはるかに超えて、こんな映画はたぶん映画史上これしかない。
ヌーベルヴァーグが産声を上げたころ、同じフランスでこのような映画が生まれ落ちていたことに驚嘆する」(黒沢清)

天才皮膚移植医師として知られるジェネシュには、思いがけない事故に遭い美しい顔を失った娘クリスチアがいた。彼は娘を世間から隔離する。そして彼女と同じ年頃の娘を誘拐し、皮膚移植によって最愛の娘の顔を取り戻そうとする。手術は最初成功したように思えたが、日が経つにつれ、結局クリスチアの顔は崩れ落ちてしまう。ジェネシュは皮膚移植の為に執拗に若い娘の誘拐を繰り返すが、やがて警察は女性たちの失踪に気付き、捜査を開始する。そんな中クリスチアは孤独のあまり、父の助手であり自分の婚約者であったジャックに電話をしてしまう……

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

美と恐怖が混ざり合うフレンチホラーの傑作。天才皮膚移植医師のジェネシュは、不慮の事故で顔を失った娘・クリスチアヌのために同じ年頃の娘を誘拐しては皮膚移植を行っていた。しかしある日、クリスチアヌは孤独のあまり婚約者に電話をしてしまう。

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41 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 南条メチャ VINE™ メンバー
内容は言わずもかな名作には間違いないですので、
このBlu-ray版の購入を迷ってる方が一番気になると思うソフトに関してのレビューです。

先ず画角ですが、DVD版は無理矢理4:3のスタンダードサイズにトリミングされたものだったらしく、
このBlu-ray版では、この作品本来の画角のヴィスタサイズで収録されています!
画質は冒頭はグレイン多目のザラザラで観難く感じましたが、それ以降はそれ程気になりませんでした。
DVD版よりも白と黒とのコントラストが美しく出ていて、まるでグレーのフィルターを1枚剥がしたような発色です。
画面の揺れも極力修正されていたり、フィルム傷やゴミ等も綺麗に修復されています。
音声はフランス語のみで、リニアPCMモノラルです。

映像特典は、新たに追加された物に、スチール写真を集めた「フォトギャラリー」と
主演女優のエデット・スコブや脚本家等の、監督やこの作品への思い出話で構成されている
ドキュメンタリー風な「ジョルジュ・フランジュの病める花々」が収録されました。
DVD版にはあった監督等のテキスト形式のプロフィールは削除されていますが、
それは読み応え抜群な解説リーフレット(44頁)で補完できますので無問題です。
このリーフレットには当時のこの映画が受けた状況等も書いてあり、なかなか興味深く読めました。

DVD版の画質も雰囲気あって悪くはないのですが、丁寧にHD化されたと感じる1枚ですので、
この映画を初めてご覧になる方には勿論、DVDを持っていて購入を迷ってる方にもオススメ出来るソフトです。
このレビューは参考になりましたか?
23 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By アイク トップ500レビュアー
1960年公開のフレンチ”ホラー”の名作。
既に半世紀も前の作品ですが、今見てもやはり感銘を受けるのではないでしょうか。

ホラーに興味ある方にとっては正に必見の作品と言えます。
僕も遥か昔にTVで見た覚えがあったのですがアメリカに留学していた時に上映会があり鑑賞。
その完成度の高さに驚いた覚えがあります。

本作がユニークなのは監督のジョルジュ・フランジュが殊更「恐怖映画」としては撮っていない点にあるのではないでしょうか?
彼曰く、「これは恐怖ではなく”苦悩”を描いた物語なのだ」だそうですが見れば納得。
しかし徹底してシリアスなアプローチは顔面移植シーンにも顕著に見られ、結果としてある種の猟奇性が生まれていることも否定できません。
このシーンは公開時に大いに物議を醸したそうですし、アメリカでも当時は編集され、完全版の公開は2003年まで待たねばならなかったそうです。

しかし、本作を実際に最後まで見ると「悲劇」としての印象がやはり恐怖を上回る作品となっております。
特に顔を失った女性が付ける「白仮面」のインパクトは強烈。
しかしその無表情なマスクから垣間見える瞳に宿った深い悲しみは鮮烈な印象を残します。
ちなみにJ・カーペンターは出世作「ハロウィン」のマイケル・マイヤーズがつける白いゴムマスクのアイデアを本作からインスパイアされたそうです。
日本では「犬神家の一族」のスケキヨ君もそうなのかな。

モーリス・ジャールの奇妙に耳に残る音楽、モノクロの陰影に富んだ絵作りも素晴らしく、いかにもヨーロッパのエスプリが漂います。
悲劇的でありながら、まるで夢のように幻想的なクライマックスのヒロインの姿は一度見たら忘れられないのではないでしょうか?

「恐怖映画」ファンなら是非!
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By コマンチェロ トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
Amazonが確認した購入
この作品はフレンチ・ホラーとして有名になってしまっているが、単なるホラーとして語るにはもったいない。事故で顔に大けがをした娘に街の娘を誘拐して皮膚移植を繰り返す父親とその助手の話と矮小化してしまえば単なる狂気のホラーとしか見えない。しかし、顔を失った娘(エディット・スコブ)のマスクをつけた人形のような美しさから醸し出される不安、過剰な狂気演出を一切排し普通の医者とその助手に徹するピエール・ブラッスールとアリダ・ヴァリからにじみ出る日常の狂気。そして、ラストの犬や鳥を放った後の詩情豊かなシーンは完全にホラーの粋を越えている。
フランジュは「すべての詩的なものは現実的である。・・・ポエジーは現実のなかにこそある。」とかつて語ったということであるが、この作品はまさにそれを具現化したものだ。

エディット・スコブ演じる痩身の娘は父親が自分の為に街の娘を誘拐して、皮膚移植手術を行っていることを知っているが、そのことに対しては何の抵抗もないように描かれている。その理由が実験用の犬と戯れる彼女の悲しい姿から彼女もまた実験の対象であると感じている悲劇性も醸し出す。
直截的に恐怖や悲しみを描かず、日常の現実的な表現の中から恐怖や悲劇を描くフランジュの手腕には完全にまいってしまう。
撮影のオイゲン・シューフタンの光と影から生まれる切ないイメージも胸を打つ。
特典映像のエディット・スコブを中心とするインタビューもかなり面白くDVDの構成も満足。とにかく、ホラーの枠では語りつくせないシュルレアリスムの奇才の傑作だ。
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