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顔のない男 (文春文庫)
 
 

顔のない男 (文春文庫) [文庫]

北森 鴻
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

彼は一体、何者だったのだろう?
惨殺死体で発見された空木は交友関係が皆無の〈顔のない男〉だった。彼が残したノートを調べる二人の刑事は新たな事件に遭遇する

内容(「BOOK」データベースより)

多摩川沿いの公園で、全身を骨折した惨殺死体が発見された。空木精作―彼は周辺の住民との接点も交友関係もない男だった。原口と又吉、二人の刑事は空木の自宅で、一冊の大学ノートを発見する。ノートを調べるうちに二人は次々に新たな事件に遭遇する。空木とは一体何者だったのか?本格長篇ミステリー。

登録情報

  • 文庫: 288ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2003/10/11)
  • ISBN-10: 4167656817
  • ISBN-13: 978-4167656812
  • 発売日: 2003/10/11
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 98,246位 (本のベストセラーを見る)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By bluestar トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 北森氏の作品は、それぞれにいろんなカラーがあって、どれも楽しめる作品なのですが、これもまた一押しです。

 読みすすめていくと、真犯人の見当はある程度ついてしまうのですが、それでもこの先はどうなるの?と続きが気になって、どんどん読みすすめていってしまうのは、やはり文章のうまさでしょう。謎のかけ方が絶妙なんですね。

 『顔のない男』の正体はもちろん知りたいけれど、それを追う原口&又吉刑事のコンビについつい感情移入してしまいます。若い又吉くんの気持ちも分かるけれど、ちょっとくせのある原口刑事もいい味出してる。

 長篇とはいいながら、連作短編集なんですね。一話ごとの間に挿入されている”風景”は文庫書き下ろしだそうです。これによって、謎の解き方が変わりますね。単行本で読んでいたら、どんな感じだったかな。

 余談ですが、小説の中にちょっとだけ”三軒茶屋のビアバー”が登場します。北森ファンにはお馴染みですね。マスターは出てこなかったけれど、北森氏の作品を読むと、いろんなところでなじみの顔にあえる、という別の楽しみがあります。

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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
この作者には、凡作がありませんね。タイトルがいいですね。殺害された被害者には顔が無い、って言っても文字通りの顔ではなくて、生きている証と言うものが、見えないと言うものです。経歴と言うか、何をして生活していたのか、どんな生活をしていたのか全く見えてこないと言う、ある意味恐ろしいことではあります。犯人は誰か?って言うのは当然でしょうけれど、被害者はどんな人物だったのか?って言うのも充分ミステリーのテーマになるわけです。
短編の連作で、全体として一つの長編として完結すると言う、『メインディッシュ』と同じような手法で書かれています。本当に贅沢な小説ですよ。三回は読めます。ですからお買い得なわけです。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By baccano
形式:文庫
顔のない男という題名に、いったいどんな内容かと思い手に取りました。予想とは全く違う内容で、一人称の主人公らしき人物が殺されるシーンから始まります。全体的にテンポが速く、次々に登場人物があらわれては次の展開へと移行し、また新たな登場人物が出て来て・・・・・!
登場人物が多くて混乱し、あの人はどうなったんだろうとか、この人は誰だっけ、というような感じで、それでもその場面場面での話が面白く一気に読み進んでしまうような本でした。
謎が謎を呼ぶという形容がぴったりの本です。推理小説やサスペンス好きな人にはお勧めです。
そして、終盤での意外な展開!それまでの謎が一気に繋がってきて、そういうことだったのか!といった全く予想していなかった結末。
この著者の本をいくつか読んでみようと思った次第です。
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