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顔のない女
 
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顔のない女 [単行本(ソフトカバー)]

高橋葉介
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

魅惑的な術を駆使し、殺し屋どもを倒してゆく、「殺し屋専門の女殺し屋」が颯爽と登場。顔がないのに美しい、妖しいヒロインが活躍する、幻想ハードボイルド連作集。

著者について

1956年生まれ。1977年《マンガ少年》誌に収録された「江帆波博士の診療室」でデビュー。ファンタジイ〈ヨウスケの奇妙な世界〉シリーズ、スプラッタ『クレイジーピエロ』、ホラー『学校怪談』など著書多数。とりわけ夢幻魔実也を主人役にした〈夢幻紳士〉シリーズは、著者のライフワークとしてファンに長年愛されている。現在も〈もののけ草紙〉シリーズなど人気作を発表している。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 208ページ
  • 出版社: 早川書房 (2011/1/7)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 415209186X
  • ISBN-13: 978-4152091864
  • 発売日: 2011/1/7
  • 商品の寸法: 20.8 x 14.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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By 椅子人間 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー
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またもや葉介ワールドに、名キャラクターが仲間入りしました。その名は「顔のない女」。とある組織No.1の殺し屋で、黒衣に身を包み、常に帽子を目深に被ったミステリアスな女性です。一見妖艶でクールに見えるが、けっこう可愛いとこがあったりと意外な面がある事もわかってきます。キメ台詞もあります。

殺し屋なので銃も使うしバイクにも乗るけど、そこは葉介漫画。普通のアクションものではありません。1話完結の連作形式で様々な敵の殺し屋が登場し、その能力は人に夢を見させたり体を液体に変えたりといった、特殊な超能力ばかりです。彼女は敵の能力をそのまま取り込んで使う事が出来、それゆえに最強なのです。

アイデアの切れ味が鋭いのはもちろん、同時にウィットやユーモアも相当効いています。「歌い手(シンガー)」とか、ユニークな攻撃手段にしても、それを生かしたオチにしても、さすがって思いました。

絵は相変わらずの美しさ。怪奇と幻想漂う、レトロで洒落た独特の世界観が、凄くうまく表現されてますよね。

本書は「ミステリマガジン」に連載されたものをまとめた本ですが、巻末の「召喚者(サマナー)」のみ描き下ろしで追加されたものになります。これも、他の作品より短くとも(8頁)オマケと呼ぶにはふさわしくない、名編といっていいお話です。ラストに僕の好きな初期キャラも出てきて、ちょっと嬉しかったです。

「影男」
「歌い手(シンガー)」
「電気男(エレキ・マン)と液体男(ウォーター・マン)」
「キラー・ピエロ」
「年盗み(ユース・テイカー)」
「人形使い(パペット・マスター)」
「スネーク」
「ハーピー」
「モンスター・メイカー」
「ドリーム・キャッチャー」
「顔のない男」
「BAR・顔なし(フェイスレス)」
「召還者(サマナー)」(描き下ろし)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sennotaba トップ500レビュアー
レビューを読んで、久しぶりに高橋センセイの本を買いました。
お懐かしやのキャラクターもそこここに登場し、ファンには嬉しい演出。
そして他の方も書いておられるのですが、なんとなく先が読めるストーリー展開。
が、これがこの作品の魅力のひとつであると私は考えます。

夢幻紳士などのシリーズにもよく現れる手法ですが、既視感のあるモチーフや、往年の映画などで多様された演出が、それとわかるように使われている。
パロディと言えばよいのかな…
そうやって読者に先が読める仕掛けをわざとしておいて、それをひっくり返したりするのも高橋センセイのお得意です。(これは特に小さい方の魔実也とか)
パロディ、けれん味、マンネリズム…通常よしとされにくいものだけど、高橋センセイの軽やかなセンスとテクニックで見事な一級の作品に仕上がっていると思います。
そして大きい方の魔実也が出て来るようなシリアスな世界でも、このテクニックは駆使されています。
ホラー映画へのオマージュや過去の自分の作品をマッシュアップしたような表現があったり。

このマンネリはむしろ私の好むところでもあります。
「待ってました!」なんて声をかけたくなる。歌舞伎の大向うさんみたいに。

この本も、大好きな歌舞伎の演目を見に来たようなワクワクした気分で読めました。
つまり予めストーリーなどは織り込み済みでも、演技の達者や、胸のすくような演出をぞんぶんに味わう。
読み終わった時、期待した作品を味わいつくして満足のため息とともに本を閉じました。
ラストページの嬉しいプレゼントを受け取って尚更に。
そして更に洗練され磨きをかけられた高橋作品最新刊は、もはや匠の技の冴え、といえるものを感じました。

ま、理屈はどうでもいいんです。
「顔のない女」好きだ!
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By £±± トップ50レビュアー VINE™ メンバー
 本作は、最強の殺し屋「顔のない女」がエピソード毎に超能力を持ったいずれ劣らぬ曲者の殺し屋達と対決する解り易い一話完結式の連作短編です。
 氏の一体どう描いて居られるかが良く解らない、木版画のバレンでこすれた様な不思議な質感の絵は益々冴え、男前な主人公が戦前ヨーロッパを思わせる街並みやレギュラーの粋なバーテンが居る酒場を背景にレトロで幻想的な戦いを繰り広げる様子は他の追随を許しません。久し振りのアクション物でも有ります。
 他のレビュアー諸氏がご指摘の様に氏の過去作品出てきたキャラクターのゲスト出演とスピンオフ(らしき登場人物)も有り、高橋葉介さんのファンなら文句無く楽しめる作品です。もちろん本作で初めて氏の作品を読む方も問題無く楽しめる筈です。
 強いて言えば主人公『顔のない女』が余りにも強すぎるのが玉に瑕でしょうか。

 私は連載誌(ミステリマガジン)をチェックしていなかった為、まとめて高橋さんの未読作を読めて幸甚でした。最近氏は一般誌やWEB連載が増えて来ましたのでどうかお見逃し無き様。
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まとめて一気に!
賛辞の並ぶ中に何人かいらっしゃってほっとしたのですが、近作の中では私には入りこみにくい作品でした。連載で追っていたのですが、顔のない、という主人公の神秘性が薄らい... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: 岡林リョウ
不思議キャラ
いやーやばいです!
初めて見たのは夢幻紳士回帰篇だったかな。あのイントロとエピローグの秀逸さに脱帽。ただの通りすがりキャラかと思ったら! 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: alt
今回はちょっと
昔から高橋葉介さんは好きなのだけど、最近の特にこれはいただけなかった。
一応買ったけど。
投稿日: 13か月前 投稿者: ロイド
【高橋葉介】先生の幻想ワールドをお楽しみ下さい。
2011年1月に出版された、鬼才【高橋葉介】先生の傑作マンガが本作です。これは、かなり面白いです。いかにも高橋葉介先生らしい、少しホラー的な要素が入った【幻想アク... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: 新谷広規(詩人・歌人・面白研究家・サラリーマン)。
何に期待するか次第
葉介作品を熟読している人には、「あぁこのキャラはこんな結末を迎えるだろうな。」とオチが読めてしまうのが難点です。... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: 紫の雨蛙
私はちょっと・・・
まず、幻想・怪奇色を期待するのか、ややレトロな、いい雰囲気のアクションを期待するのかで評価が分かれるかと思います。私は前者が好きなので、今回の作品はちょっと・・・... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: さくら咲く
魅力的新キャラクター
魅力的な新キャラクターに惚れた。
主人公は、殺し屋を狩ることを生業とする殺し屋「顔のない女」。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: 無銘
まったく名作
まったく名作であります。少々古いタイプのいい女が主人公であります。男は女の見えないところに自分の理想をみてしまうのです。オチはなかなか秀逸であります。続編はないと... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: ねこぞぎ
“顔のない女”のキャラにぞっこん、参ってしまいました
 組織の殺し屋 vs. 殺し屋専門の殺し屋“顔のない女”の戦いを描いた連作短篇集。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: 東の風
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