- 【 講談社ストアはこちら 】 - 西尾維新最新作『恋物語』やAKB48の『指原莉乃1stフォトブック』など今人気のタイトルや特集は講談社ストアへ。
登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
発表順に読んだ方がいいかも・・・,
By
レビュー対象商品: 顔に降りかかる雨 (講談社文庫) (文庫)
93年度江戸川乱歩賞受賞作。探偵村野ミロシリーズの第一作である。『グロテスク』や『柔らかな頬』から先に読んだ読者のかたは、本書を物足りなく感じるかもしれない。正直、自分も再読してみて、展開に無理がある箇所が認められるし、ミロの行動原理に共感できないなあ、と改めて思ってしまった。単純なところでは、なんでこの男と寝ようとするの?とか。でも物足りなく感じて当然なのだ。著者は、一作ごとに著しい変化を遂げる作家なのだから。 ストーリーにはあまりひきつけられなかったが、それでも最後まで読ませる筆力がある。そしてところどころ妙に印象に残る箇所も。たとえば、ミロが他人、特に女性を観察する視線に後の作品の萌芽を見ることができると思う。ストーリーよりも細部に魅力を感じる。その細部を極め、執拗なまでに書き込んでいるのが『グロテスク』だったりするのだとも思った。 やはり著者の作品は、発表順に読んだ方がいいかもしれない。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
原点を見つける,
By
レビュー対象商品: 顔に降りかかる雨 (講談社文庫) (文庫)
この作品は、女探偵「村野ミロ」シリーズの第1作にして、第39回江戸川乱歩賞受賞作である。この作品を読んだのは、続編にあたる「天使に見捨てられた夜」、「ローズガーデン」の読後だったので、書評で云われているほどセンセーショナルな感じは受けなかった。 突飛な展開で強引に話を進めるやり方のような荒い部分が文章に見られるものの、暗い過去を背負いながらも表面は猛々しく生きるミロの人物造形は既に完成しており、充分魅力的である。 そして、桐野夏生の力づよい作品の原点は、ここにあるのだとあらためて実感した。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
消化しきれていない印象,
By
レビュー対象商品: 顔に降りかかる雨 (講談社文庫) (文庫)
枚数制限があるせいでしょうか、気になる点がいくつかあります。まず、村野ミロと成瀬の人物描写の甘さ。成瀬が男前だというのは 分かりますが、東大を出て極道と付き合うに至る経緯や、二人の関係 が恋愛らしきものに発展していく必然性が曖昧でした。 二人の恋愛に関しては、作者の頭の中ではロマンスが出来上がってい るのでしょうが、それが十分に紙面に反映されていません。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|