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頼山陽天皇論 (1974年)
  

頼山陽天皇論 (1974年) [古書] [-]

頼 山陽 , 安藤 英男
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登録情報

  • -: 234ページ
  • 出版社: 新人物往来社 (1974)
  • ASIN: B000J9GK6A
  • 発売日: 1974
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 1,224,588位 (本のベストセラーを見る)
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頼山陽の絶筆 2012/1/30
By ござねぶり トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
古い本だし読む人は少ないだろうと思うが、もし棚にあれば引っ張り出して読んでみることを
お勧めしたい。頼山陽といえば「日本外史」が通り相場だが、この天皇論の全文である「政記」
こそ山陽が生涯を通じて書き続け、亡くなるまで推敲を重ねた重要な書物である。
明治維新の立役者の思想的な背景が日本外史とはよく言われるが、実際は同じように(むしろ
政記のほうが)重要視され親しむ人間は多かった。(例:伊藤博文が洋行時に持参し日々読む
ことを怠らなかった)
内容は歴代天皇の歴史上の事跡とそれに対する山陽の論述(論賛、論文)からなる。
明治以降天皇の神格化の中で、この政記は歴代天皇への厳しい批評・論述が含まれることで
全文の発行が難しくなり、一部伏字や論文の部分の削除などが行われ、世間の目から遠ざけ
られた。(そのために、政記はあまり重要視されず読まれないが…)
しかし、政治を執るもののあるべき姿、人民にいかに安寧をもたらすか、人を見る目の修養、
簡素な生活・政治体制・簡素な税制などなど、今の時代に学ぶべきものは多く、為政者に
目を通して欲しい本だが。(読まないだろうな今の政治屋は。)

この本は頼山陽の研究者としては第一人者の安藤英男さんが、天皇の事跡部分を外して論文の
部分だけを抜き出して現代語訳したもの。漢文の読み下し文の感じで読み難いかもしれないが
機会があれば、是非。
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