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頼子のために (講談社文庫)
 
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頼子のために (講談社文庫) [文庫]

法月 綸太郎
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

「頼子が死んだ」。17歳の愛娘を殺された父親は、通り魔事件で片づけようとする警察に疑念を抱き、ひそかに犯人をつきとめて相手を刺殺、自らは死を選ぶ──という手記を残していた。手記を読んだ名探偵法月綸太郎が、事件の真相解明にのりだすと、やがて驚愕の展開が!精緻構成が冴える野心作。

内容(「BOOK」データベースより)

「頼子が死んだ」。十七歳の愛娘を殺された父親は、通り魔事件で片づけようとする警察に疑念を抱き、ひそかに犯人をつきとめて相手を刺殺、自らは死を選ぶ―、という手記を残していた。手記を読んだ名探偵法月綸太郎が、事件の真相解明にのりだすと、やがて驚愕の展開が。精緻構成が冴える野心作。

登録情報

  • 文庫: 348ページ
  • 出版社: 講談社 (1993/5/6)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061854011
  • ISBN-13: 978-4061854017
  • 発売日: 1993/5/6
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mix juice VINE™ メンバー
形式:文庫
池上冬樹さんが推薦しているので読んでみました。
さすがに書かれてから二十年以上経っているので、最初の段階で真相はなんとなくでもわかってしまうのですが、
それにしてもよく書けた、読む価値ありのミステリだと思いました。読んでよかった。

まずは、殺された娘の復讐のために殺人を犯してしまった父親の手記を読まされて、
そのあとで探偵、法月が出てきて、謎を解いていくという流れになっています。
手記を読んでいる最中に、なにか違和感のようなものを感じてしまいますが、
それが最後には、そういうことか、とわかり、たたみかけるようにもう一人の人物の真の姿が浮かび上がって、
ゾゾゾッとしてしまいます。
登場人物それぞれの過去や思惑が錯綜して、もつれた糸が解けるとき、
人について考えさせられるような、深さもあって、読み応えのある作品です。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 妊娠し殺害された娘の為に復讐する父親の物語と見せかけて、調査によって少しずつ変質していく真相に焦点を当てた作品。全体的に丁寧な作りが好感を持てるし、文章も上手い。推理作家として一皮むけたという印象。
 ただストーリー的にはブライアンの件等で真相が速い時点で割れてしまうのが難か。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By pfs7 殿堂入りレビュアー
形式:新書
寡作な作家の三作目ながら、未だにこれが一番の出来ではないかと思う。

これまでの3作よりもずっと小説として面白い。推理「小説」ではなく「推理」小説を、という言葉はよく聞くし、推理こそを書きたいという志向はわかる。しかし前作までは探偵自身と読者が探偵の推理に鼻面を引き回されるだけだったのに対し、この作品で初めて、「犯人の罠と欺瞞」と「探偵の推理のプロセス」が「ドラマ」の一要素としてきっちりはまった。

これまでもトリックそのものに目新しさはなく、この『頼子のために』でもテーマは最初からわかりすぎるほどわかる(全体を貫く愛情の歪み感は、外国で言うとエリザベス・ジョージあたりか)が、それでも、探偵法月綸太郎の事件に取り組む姿勢が(引っ張り出された理由はクイー!!!ンの『九尾の猫』のようだが)前作までとはまるで違う。本当にいい意味での私立探偵小説になっている。ボリュームでは前作より少ないが読み応えははるかにこちらの方が上。解説で池澤夏樹氏が、どうかこのままハードボイルドに、と書いておられるが、ハードボイルドとまではいかずともどうかこのままの探偵法月綸太郎で行って欲しいと思わせる傑作!

(なるべくなら処女作『密閉教室』、法月ものの『雪密室』『誰彼』の後に読んで頂けると違いがはっきりわかると思う。)

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投稿日: 2006/4/16 投稿者: 志村真幸
非常に精緻に組まれた作品
手記で構成された作品。

全体的に手記の癖になにか妙な違和感を受ける。... 続きを読む
投稿日: 2005/12/18 投稿者: spikework
法月シリーズの転機となった入魂の作品
90年の作品ということで、法月シリーズでは比較的初期の作品ということになる。なんと25歳の時に書いたもので、この作品は、予想もしなかった転機となり、「これ以降の本... 続きを読む
投稿日: 2005/8/20 投稿者: sanjunio
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