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頼むから静かにしてくれ (THE COMPLETE WORKS OF RAYMOND CARVER)
 
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頼むから静かにしてくれ (THE COMPLETE WORKS OF RAYMOND CARVER) [単行本]

レイモンド カーヴァー , Raymond Carver , 村上 春樹
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,675 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

アメリカ文学界に衝撃を与えたカーヴァーの処女短篇集から一三篇を収録。四半世紀にわたり村上春樹が紹介してきた海外作品の数々を、猫のマークが目印の新シリーズとして刊行していきます。 --このテキストは、 新書 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

世界に対する深い絶望感の中から、鉄の楔のように鋭く重く既成の文学シーンに打ち込まれた、粗削りだがオリジナルな処女短篇集。

登録情報

  • 単行本: 540ページ
  • 出版社: 中央公論社 (1991/02)
  • ISBN-10: 4124029314
  • ISBN-13: 978-4124029314
  • 発売日: 1991/02
  • 商品の寸法: 18.2 x 12 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 47,267位 (本のベストセラーを見る)
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15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 竹の梯子 VINE™ メンバー
形式:新書
箱入りの全集版はけっこうな分厚さがあるが、本書は新書サイズになって、さらに2冊に分かれたので、お気に入りの静かなカフェで読むにはぴったりである。再読してみて驚いたのは、不意打ちで竹をスパッと割るような終わらせ方をしているので、とてもミステリアスだったこと。幾様にも解釈可能で、その足場の不確かさが催す不安感みたいなものがたまらない気がする。かなりシンプルな言葉の積み重ねで淡々と綴られているのに、清流の奥の淀みみたいな底知れない深さがある。短篇の題名は文中のある会話から採られていることが多いけれど、そのセンスも秀逸だ。アメリカの冴えない郊外のミドルクラスの人々が主人公となった悲哀と渋いユーモアと謎が詰まった13篇。
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ringmoo トップ500レビュアー
形式:新書
アメリカの地方都市のワーキング・クラスの家庭を舞台に、日常の中のちょっと変わった出来事をさらっと書いている、そんな短編集でした。

平易な文章の中にユーモアを含んで、きらっと光るセンスで書かれた作品です。

特徴的なのは、それぞれの作品の終わり方で、唐突な感じもしますが、落語の落ちのようなそんな気もします。ただ、その結末がきちんと書かれていないところが、読む側に何となく気持ちが悪い読後感を残すかも知れません。この作家を好きになるかどうかは、そこで決まるのではと思います。
このレビューは参考になりましたか?
30 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
絶望とうらぶれは、ヨーロッパ映画のお家芸だ。なぜあれほど巧く描けるのかといえば、モデリングがリアルだからだろう。いかにも、そこらへんにいそうな人を描く。ところが、存外にそういう人こそが、味わいと逸脱を抱え持っているのだ。アメリカには小説家としてレイモンド・カーヴァーが出現したと私は評価する。そして今では、日本の社会状況の中に、陰翳のある相貌を身近にするようになり、例えば横浜の街路で、よれよれの背広のホームレスが、カーヴァーを手にしていてもおかしくはないと思う。今やカーヴァーは、読書家の本棚に納まっていていいような種類のものではなくなった。誰にも何も言って欲しくなく、時間が空虚ながらくたに感じるときには、カーヴァーはへたな励ましをしない。以前、こんな!話を聞いたよ、といって彼の物語を話すだろう。そのひとつひとつが宝石なのがカーヴァーである。畢竟、これなしには生きられなかったという何かが文学である必要はないが、文学でよいのなら、私はカーヴァーを推そう。あなたにとってもそうであることを祈ろう。だからこれは特にこの本に寄せる文ではなくて、カーヴァーの短編集ならどれでもよい。
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