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日本の人気コミックを、香港のアンドリュー・ラウとアラン・マックが監督。鈴木杏以外のメインキャストとして、香港、台湾の俳優が共演している。藤原とうふ店の息子、拓海は、日々の配達と父の指導で、下り坂の急カーブもハイスピードで走行するテクニックを身につけた。スピード自慢のドライバーたちから勝負を挑まれる拓海。究極のカーアクションと、主人公の青春ドラマがうまくマッチした展開だ。
アジア各国で絶大な人気を誇るシンガーのジェイ・チョウが、長編映画に初主演。その初々しい演技は、拓海の不安定な心にぴったり合っている。原作にも登場する榛名山で撮影された走行シーンは、カーアクション映画史に残るといってもいい迫力。ガードレールぎりぎりで急カーブを曲がっていく映像に、ドライバーの足の動きや表情などが巧みに編集され、この上ないスピード感と臨場感を再現することに成功した。拓海の愛車「ハチロク(トヨタスプリンタートレノAE86)」の機能を存分に生かしたドライビング・テクには、マニアも納得するはず。広東語版は鈴木杏らが、日本語版は他のキャストが吹き替えで、やや違和感もあるが、アジア映画界のボーダーレスを実感させる意味で、評価されるべき作品である。(斉藤博昭)
アジア各国で絶大な人気を誇るシンガーのジェイ・チョウが、長編映画に初主演。その初々しい演技は、拓海の不安定な心にぴったり合っている。原作にも登場する榛名山で撮影された走行シーンは、カーアクション映画史に残るといってもいい迫力。ガードレールぎりぎりで急カーブを曲がっていく映像に、ドライバーの足の動きや表情などが巧みに編集され、この上ないスピード感と臨場感を再現することに成功した。拓海の愛車「ハチロク(トヨタスプリンタートレノAE86)」の機能を存分に生かしたドライビング・テクには、マニアも納得するはず。広東語版は鈴木杏らが、日本語版は他のキャストが吹き替えで、やや違和感もあるが、アジア映画界のボーダーレスを実感させる意味で、評価されるべき作品である。(斉藤博昭)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
しげの秀一の人気コミックを、「インファナル・アフェア」シリーズの監督コンビが実写化したカーアクションムービーのBOX。主要キャストたちのインタビュー映像などを収録した、特典ディスク2枚付きの3枚組。
内容(「Oricon」データベースより)
「インファナル・アフェア」シリーズのアンドリュー・ラウ、アラン・マック両監督のコンビで贈る、しげの秀一原作の人気コミック「頭文字(イニシャル)D」をもとに実写映画化したカーレース作品。出演はジェイ・チョウ、鈴木杏ほか。プレミアム・コレクターズ・ボックスには特典ディスク2枚ほか豪華特典を同梱。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
『インファナル・アフェア』シリーズのアンドリュー・ラウ&アラン・マック監督が、香港・台湾などのアジアン・スターを起用して日本のコミックを映画化した。昨今何かと目にする華(ファー)流映画だ。そう聞いたとき、正直「またか!」と思った。というのも、華流=中国語圏のエンタテインメントでは、『花より男子』『山田太郎ものがたり』など、日本のコミックを映像化するのが常套手段だからだ。ところがその印象は一転、「やられた!」となった。天才ドライバーと走り屋たちのバトル、そして熱い青春ストーリーがこうもリアルに再現されるとは! 原作は『週刊ヤングマガジン』に連載された、しげの秀一による総売り上げ3,900万部突破の超人気コミック。土屋圭一が監修を務めたTVアニメ・シリーズも爆発的人気となったことは記憶に新しい。そんな日本でお馴染みのカー・バトル・ストーリーが、原作のイメージそのままに実写化されている。撮影もすべて日本で行なわれたため、空気の質感も違和感はない。そして最高なのが役者陣だ。なんてこったい、みんな原作から飛び出したみたいだぞ。たとえば、主人公の藤原拓海に扮したジェイ・チョウ(台湾音楽シーンの御三家で長者番付1位の大スター!)は、クールで天然な雰囲気がバッチリ。その父・文太役のアンソニー・ウォンに至っては、甚兵衛をはおってくわえタバコ、細目がちってところまでそっくりで笑える。むろん、この映画の最大の見どころは手に汗握るカー・アクション。すご腕のドリフト・テクに大興奮。豆腐屋のハチロク(AE86)を軸に、R32やCEが青春を乗せて峠を疾走する! なおボックス・セットにはファン向けグッズがいっぱい。 (米田由美) --- 2006年04月号