サトマンさんが内容について簡潔に説明されていますので、蛇足ながら、私のお奨めポイントをレビューします。
個性的な図書館を持つ、読書教育に熱心な学校の校長先生の話なども載っていますが、子どもが読書好きに育つためにどのような配慮をしているか、どんな本を読んで欲しいか、など、とても興味深いです。
普段自分が読まないようなジャンルの本も、この先生がこんなに熱心に語るのだから読んでみたい、と思います。
どの学校も有名な進学校のようですが、「うちの生徒(受験する生徒含む)には、こんな本は読んでおいて欲しい」とおっしゃる先生もあり、お受験をお考えの方には、押さえドコかもしれませんね。
又、各学校の図書館の書籍ジャンルが細かく分類されていて、この学校はどういう分野に興味関心が強いかわかるのもおもしろいし、先生お奨めの本の紹介や生徒達の人気図書ランキングなんかもあって、その上位本は、内容について簡単な説明がついています。
巻末のお奨め書籍も、読書が苦手な男の子女の子向けの、とっかかりにお奨めというページもあって、本当に子ども達に読書の楽しさを教えてあげたいんだな、と思いました。
中高生向けの書籍は、あまり私の好きなジャンルではないけれど、読んでみたいと思わせる本がたくさんありましたし、保護者向けの本は実際読み始めています。
家庭における本棚についてもいろいろ書いてありますが、そちらは本の揃え方などというよりは、本以外にも色々、例えば親の日記なども並べて自由に手に取れると良いとか、親が昔読んで書き込みなどしてある本を並べると、それを読んだ子どもが、親と共感したり共感出来ないなと思ったり、そういうことを含めていろんな考え方があると学べる、そんな感じのことが書かれていると思いました。
子どもに良い本を読ませたいと思い、沢山の本を揃えたいと思ってきましたが、その内容について親子で交流、もしくは親の考え方を子どもに知らせるということは考えていなかったので、目からウロコでした。
むしろ、親の考え方を子どもに知らせることは、子どものその本に対する素直な理解を妨げるものかと思っていましたので。
いろんな意味で、お奨めですよ。おもしろかったです。