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頭のでき―決めるのは遺伝か、環境か
 
 

頭のでき―決めるのは遺伝か、環境か [単行本]

リチャード E ニスベット , 水谷 淳
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,100 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

東洋人と西洋人のどちらがより賢いのか? 白人と黒人のIQの違いは何を意味するのか? ユダヤ人が知的な活動において飛びぬけて成功しているのはなぜか? ……

人間の知能を決めるのは遺伝か環境かという論争に終止符を打つ書。アメリカを代表する社会心理学者が、人間の知能の本質と知能を伸ばすための具体的な方法について、心理学的な調査と実験によって明らかにする。

[書評]
「人間であることの意味について、これほどわれわれの理解を深めてくれるものはない」――マルコム・グラッドウェル、『急に売れ始めるにワケがある』『天才!』著者

「本書の価値は、数々の証拠を説得力をもって整理し、知能を判定するうえで非遺伝的要因の重要性を強く主張している点にある」――ニューヨーク・タイムズ

「人間は生まれつき、誰でも賢くなる能力があることを示す好著!」――AP通信

内容(「BOOK」データベースより)

IQの違いはどこから生まれるのか?人間の知能を決めるのは遺伝か環境かをめぐって、アメリカを代表する社会心理学者が明らかにした驚愕の事実!知能の本質に迫り、知能を高めるための具体的な方法を示す。

登録情報

  • 単行本: 368ページ
  • 出版社: ダイヤモンド社 (2010/3/12)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4478001243
  • ISBN-13: 978-4478001240
  • 発売日: 2010/3/12
  • 商品の寸法: 20 x 14 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 243,693位 (本のベストセラーを見る)
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16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 遺伝と環境が知能や学力に与える影響を比較した内容であり、環境の影響が大きいことを実証的な証拠に基づき紹介してある。詳細かつ丁寧に学術的な研究を読みやすくまとめてある。教育学や心理学などに関連する人にはおもしろいだろう、また(最近の遺伝子研究や双子研究の発展による遺伝の影響の大きさの強調)に対する批判的な視点を得るために、一読しておくのはよい。また話やスピーチのネタになるような興味深い話(学術的な)が多く、それらが類書には紹介されていないものが多くあり、教育に関する講演やスピーチをよくする人には便利に使えるのではないか。全体的に考えさせられる研究の紹介が多く、一読をおすすめする。

以下、印象的だった部分を思い浮かんだ順に述べる。
・統計におけうコーエンのdの説明がわかりやすい。>コーエンのd値の意味がよく分からない人は読むとよい。下手な統計書よりわかりやすい。研究結果の説明も、「統計的な有意差があった」ではなく、標準偏差の何倍の違いがあったというような記述になっており、誠実。
・文献リストが詳細 >手抜きをせず、きちんと載せた編集部や訳者に敬意を表する。
・遺伝研究における相関係数の扱い。片方の変数が変動しなければ、相関係数は小さくなる。>なるほど、この指摘は、統計の本に書いてあるのを読んだことない。新しい。遺伝研究や双子研究への批判点として、知っておくべき。その他、相関係数を利用した研究を再考する際によい視点となる。
・バウチャースクールは、それほど効果的ではない。>どこぞの(新自由主義ぽい)有名社長に読ませたい。
・アメリカ黒人社会における異なった系統 >まったく知らなかった。
・貧しい黒人の子供のコミュニケーション >これも研究が紹介してあり、勉強になった。
・努力をほめられた場合と才能をほめられた場合の違い >単に紹介でなく、きちんとこういう学術研究に基づいてと紹介してあるところがよい。
・大学教育による、格差の縮小 >これもデータに基づいた紹介であり、納得した。大学関係者に効くのではないか。
・60年前に比較して、IQテストの得点が伸びてきていること。>人類が知的に進化していることの証左。これは、いろいろなスピーチ等で話のネタになると思う。
・ユダヤ人の教育の特徴。>ユダヤ民族の教育についての本はよくあるがたんなる紹介やルポレベルが多い、この本は調査に基づいた紹介であり、勉強になる。文献リスト部分にはユダヤ人の空間把握力の低さに関する研究が紹介してある。こういのもこれまで読んだことなかった。こちらも勉強になる。
・著者のニスベット自身が、p.46に「私は...残念ながら長年、家族環境はたいして問題ではないのだという遺伝論者の主張を、頭を抱えながら鵜呑みにしてきた」と述べている。ニスベットのような高名な学者が著書に自らの過ちや苦悩をそのまま書いてしまうところが、彼の偉いところだと思う。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Stepman
形式:単行本
知能は、遺伝か環境かについて、二者択一的な結論を避けながらも、環境の重要性について、数々の証拠に基づき証明を行っている。
筆者は、最後の章で「あなたの子供、そしてあなた自身の知能を高める」として、知能は自分でコントロールできることを子供に教えることでより懸命に勉強する、また、賢いことを褒めるよりも努力を褒めるとこで、失敗を努力に結びつけることができると結んでいる。社会心理学者である筆者は、これらが、アジア人が通常行っていることとして、アジア人の知能の優位性を説明しているところが面白い。
もう一つ興味深いところは、小さい頃の良い環境が知能に良い影響を与えるのは明らかだが、継続した良い環境がないと一旦高まった知能も徐々に低くなってしまうところだ。何事も努力と継続が必要ということだ。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本書の大きな主張は三点に絞れるだろう。教育の影響の大きさの評価、「遺伝論者」批判。そして人種間の知能の遺伝的差異について。

前2者はやや誇張された論争になっている。著者は知能が遺伝の影響を受けていないとは主張していない。にもかかわらず、繰り返しの「遺伝論者」批判は、「どちらも重要だ」に進みつつあった生まれか育ちかの論争を再び単純な二分法に引き戻すのではないかと懸念を持たざるを得ない。

たとえば著者の遺伝率という語の使い方はらわしい。教育が均等な社会ほど遺伝率は高く計測されるのは双生児研究の常識である。したがって、遺伝率は社会の教育均等がどれだけ達成されているかをはかる指針とはなっても、遺伝と環境のどちらが重要かを教えてくれる値ではないのだ。だが著者の表現ではその点はほとんど伝わらないだろう(この批判は部分的には「遺伝論者」にも当てはまる。だが”遺伝の影響が環境の影響よりも大きい”と主張するために遺伝率を用いる「遺伝論者」はほとんどいないのではないかというのが私の印象だ)。

人種間の知能の遺伝的差異については特に異論はないが、個人的には強く「無い」と主張するよりも、そもそもそれは個人の問題であって、集団の肌の色と知能の相関を算定することはナンセンスだと主張する方が良いのではないかと思う。まあアメリカには無視できない事情があるのかもしれない。知能の問題には触れていないが、双生児研究については『遺伝子は行動をいかに語るか』が良書であり、本書と併読することでバランスがとれるのではないかと思う。
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最近のカスタマーレビュー
一部要約
アメリカの心理学者ウォルター・ミッシェルが1988年に発表した研究。園児の際に長く我慢できる子供ほど、高校生の時点では集中力があり、計画をよく立てられ、挫折に強く... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: 知識収集家
教育関係者必読! 記述内容、思い当たる節アリアリでした
知能は遺伝ではなく環境が決める、というふうに本書の主張をまとめると単純化しすぎな気もする。いわゆるIQと学力を一体化させて見てはいないことは記述のあちこちに明らか... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: 喧
素直に読めば・・・
「これまで学者たちは頭の出来はほとんど遺伝が決めると考えていたが、
 もしかすると、ほとんど環境で説明できるかもしれない」... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: Education
頭のできとは後天的、環境的なものである、証明が大変だが
著名な心理学者が書く、「頭のでき」についての現時点の研究結果

著者は、ミシガン大学教授というか、かなり著名な心理学者みたいです。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: 親カッパ
人間がどのように成長するか、について深い理解を与えてくれる
頭のいい人間というのは、生まれつき、遺伝によって決められているのか?
人種問題、男女問題も含めて、極めてセンシティブな議論だ。... 続きを読む
投稿日: 2010/5/2 投稿者: あらフォーティー
うーん
知能は遺伝の影響を強く受けるという説に対して、
環境の影響も受けると反論している本。... 続きを読む
投稿日: 2010/3/31 投稿者: Zaan
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