主要目次:第1章 なぜユダヤ人ジョークは面白いのか、第2章 人生と家庭、第3章 お金とビジネス、第4章 宗教と日常生活、第5章 セックスと人種、第6章 ユーモアの効用と実践
長年ユダヤ人との交渉経験を持つ著者が独自に集めたジョークの数々を披露しています。ジョークの分類(※)・ジョークの解説・ユダヤ人文化が分かりやすく書かれていて、大変読み易いです。「笑いは固定観念(常識や先入観)を壊すことによって起きる」(「ジョークとトリック」(織田正吉))、ということが再認識できるユダヤ・ジョークが本書には詰まっています。"固定観念にとらわれないモノの見方や価値観"&"自由な発想を生む精神"がユダヤ人のユーモア感覚に根付いているのだな、と気付きますね。このユーモア感覚は、別にジョークに限らず、日常生活のいろんな場面で役に立つと思いますよ。(「飛び越えられないのなら、下に潜れ」というユダヤ人の諺にも、思考の柔軟性の重要さが良く出ていますね) そういう訳で、タイトルの「頭がよくなる」は「思考の柔軟性が養われる」という意味だと捉えれば良いでしょう。
(※ ジョークの分類) a)洒落や語呂合わせと地口、b)どんでん返し、c)矛盾があっても平気、d)しっぺ返し。なお単なる"ダジャレ"はユダヤ人が最も嫌うジョークだそうで、a)のジョークは殆どありません。