期待して読みましたが、内容は「母親」ばかりに重点を置き、「父親」が出てくるのほんの一部でした。
「母親が…母親は…母親ならば…」うっとうしい限りに母親重視論で、結局は今までの古臭い育児本と言っていることは同じではないかと感じました。
私は育児は両親で考え、していくものだと思っておりますが、さまざまな事情でそれが出来ない母子家庭や父子家庭も決して少なくはないのに、これは母親ばかりを重視した、全く時代遅れの本です。
それは著者欄を見て納得しました。
本の中ではいかにも今の時代を理解しているような口ぶりで書かれていますが、著者は今の子育て世代から遠く離れた年齢…しかも「おばあちゃん」と呼ぶにも高齢な年代でした。
もちろん高齢な方でも進歩的な考えが出来る人がいることも知っていますが、この本の内容は思春期の子供を持つ親の気持ちを楽にして導くものではなく、反対に「母親はこうであれ!」とばかりにプレシャーをかけてきます。
ただでさえ母親はしんどい思いを毎日しているのに、「子供のことだけを考えてこうしろ」と言っています。
反対に子供には「ああしろ、こうしろと言ってはいけない」とあるだけに矛盾しています。
こんな内容の本が話題になっていること自体、「日本って遅れてるな」と感じました。