少し前までは「領収書」というと、カーボン紙の手書きのものだった。
しかし今は、スーパーのレジで「領収書下さい」と言うと、
レジの人は「領収書」のボタンを2度ほど押すと、
感熱紙だが「領収書」が出てくる。
では、この領収書は税務申告などのときに有効なのだろうか、手書きでなければだめなのか……
普通モノを買ったときにもらうのは「レシート」だが、
これも要するに領収書であって、
何も手書きにする必要はない。
むしろ最近のレシートは、たとえばレストランなら人数、食べたもの、日付時間……
など情報がいっぱいで、手書きの領収書などより、ずっと信憑性は高いともいえる。
本書は、そんな「情報のカタマリ」である領収書について
あらゆる角度から迫った(?)本。
節税、経理センス、経済……いろいろなことが、あの小さな紙切れから読み取れることがわかる。
単なる、税務申告の際の節税ノウハウ本ではなく、
まさに「数字のセンス」が身につく本だ。
文章も読みやすい。何よりも、非常に「気づき」の多い本だった。