内容(「BOOK」データベースより)
神門の水海で勢力を拡大した須佐之男系の海人集団は八岐大蛇伝説を生んだオオロを追って山中に入り込んでいった…。考古資料をベースに記紀風土記文献や神社伝承のフォークロアを加えて古代出雲の英雄の足跡を検証する。第十回歴史浪漫文学賞研究部門優秀賞受賞作品。
出版社からのコメント
本書は弊社歴史文学振興会が主催する第10回「歴史浪漫文学賞」研究部門で優秀賞を受賞した作品です。
著者の田中俊一郎氏は、早稲田大学を卒業後横浜市に勤務し、郷土史を中心とした歴史研究に取り組まれてきました。退職後、これまで研究を続けてきた出雲古代史に関して集中的に現地踏査・資料解読を進め、須佐之男伝説の再評価をおこない、本書をまとめるに至りました。
本書は、実在の人物像としての須佐之男に焦点を当て、神門の水海周辺で勢力を拡大した海人集団が、オオロ(八岐大蛇伝説)を追って山中に入り込む、その歴史的経緯を丹念に掘り起こし検証した論文となっています。