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音楽 (新潮文庫 (み-3-17))
 
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音楽 (新潮文庫 (み-3-17)) [文庫]

三島 由紀夫
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登録情報

  • 文庫: 263ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1970/02)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4101050171
  • ISBN-13: 978-4101050171
  • 発売日: 1970/02
  • 商品の寸法: 15 x 11 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ルル
形式:文庫
作家・三島由紀夫の凄さを圧倒的に感じさせられた作品でした。
主人公は“冷寒性(不感症)”の女性。彼女と、彼女を診察する事になった精神科医を軸に話が進んでいきます。

何が凄いって、辛い過去を持った女性が奥底に抱いているであろう“性の後ろめたさ”を、男性の三島由紀夫が主人公に語らせているのである。男性なのに、何故に女性のこんな心理が描けるのか……と、初めて読んだ時に本当に衝撃を受けました。まるで自分の事を言われているような気がして。

三島作品にしては珍しく、ラストはキレイにまとまっていて救われます。

私が長年抱いていた苦しさも少しだけ救われました。
今まで読んだ小説の中で、トップ3に入る作品です。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫|Amazonが確認した購入
正直、個人的には感心しない小説でした。
この本に出会う以前に精神分析を扱った小説や映画に慣れすぎてしまったせいかもしれません。

婦人雑誌に掲載された小説ということでしたが、
当時としては官能知的小説?!喜ぶ女性はいたのでしょうか?
”女性達はどんな反応・反論をするのだろう?”
と読者を楽しませるというよりも三島の興味で書かれた作品にも思えてしまいました。

精神分析として称していますが、実際に見えてくるのは
三島自身の性への拘り、女性に対する三島の偏見です…
妄想ではありますが、女性というだけで男性に愛される対象の存在が憎かったのかもしれません。

客観視する立場で語られながら三島自身が剥き出しになってしまったようなそんな1冊でした。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
音楽小説ではない。でも音楽、というタイトルになったのが、読めば納得できる。
性、罪悪感、虚偽、疑惑、嫉妬等々。複雑なテーマを、易しい日本語で書くことは難しい。
簡単なテーマを複雑な文体で書くよりも、こちらの方がずっと高級な技が必要だ。
易しく、読みやすく、そして美しい文体は、それ自体に価値があり、この先も決して古さを感じさせないだろう。
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