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音楽嗜好症(ミュージコフィリア)―脳神経科医と音楽に憑かれた人々
 
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音楽嗜好症(ミュージコフィリア)―脳神経科医と音楽に憑かれた人々 [単行本]

オリヴァー サックス , Oliver Sacks , 大田 直子
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,625 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

落雷による臨死状態から回復するやピアノ演奏にのめり込みだした医師、ナポリ民謡を聴くと必ず、痙攣と意識喪失を伴う発作に襲われる女性、指揮や歌うことはできても物事を数秒しか覚えていられない音楽家など、音楽に必ずしも好まずして「憑かれた」人々を温かく見守りながら、時にしつこく人間の頭の中にまといついて悩ませ、時に障害を治療する効果を発揮する、人間にとって不可分の存在であるように思われる音楽に共感を馳せる。脳神経科医サックスの待望久しい本格的医学エッセイ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

サックス,オリヴァー
開業医として活躍するかたわら、『レナードの朝』(アカデミー賞を受賞した同名映画の原作)、『妻を帽子とまちがえた男』(ともにハヤカワ・ノンフィクション文庫)を初めとする10冊の著書を持つ作家。在住するニューヨーク市のコロンビア大学メディカルセンター神経学・精神医学教授であり、コロンビア大学の学生、教職員をアートに親しませることを目的に設けられた「コロンビア大学アーティスト」に任命された

大田 直子
翻訳家。東京大学文学部社会心理学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 502ページ
  • 出版社: 早川書房 (2010/07)
  • ISBN-10: 4152091479
  • ISBN-13: 978-4152091475
  • 発売日: 2010/07
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ネモ トップ100レビュアー
形式:単行本
本書は、脳神経科医の著者によるエッセイだが、どの話も興味深いものばかり。
音楽に憑かれた人々、“絶対音感”などの音楽に関わる特殊な才能、音楽療法やその治癒力などについて、著者自身の体験も含めた具体的で様々な症例やエピソードが綴られている。
例えば、失語症でありながら歌詞つきの曲は歌えたり、音楽の幻聴が“聞こえる”ケース(単なる耳鳴りではない)、ある音楽のフレーズが何日間も連続でとめどなく頭の中で流れ続けるなど。経験のない者にとっては不思議だとしか思えない。ただ、そういった症例のきっかけとなるものは、先天的なものばかりではなく、落雷や交通事故、脳卒中など後天的なものもあるので、決して他人事ではない。
医学関連のエッセイなのだが、通読してみると、人間にとって“音楽とは何か”という問いへの一つの回答になっていると感じる。

なお、「絶対音感」に関する部分の「注」によると、今日のオーケストラとモーツァルトの時代のオーケストラの“ラ”の音が半音違うらしい。この部分を読む限り、楽器の調律を現在のレベルで行いながら、音が今とは違う時代に作られた曲に関して、楽譜に忠実に演奏する「原典主義」に矛盾はないのだろうかと思ってしまった(私の耳のレベルでは、大きな問題ではないのだが…)。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yutoato
形式:単行本|Amazonが確認した購入
音楽に関係する何らかの「異常」についての症例が多く挙げられており、非常に興味深い内容である。

ただし、オリヴァー・サックスの著作や発表においては、しばしば「それは本当なのか?」「誇張ではないのか?」という疑義が投げかけられているのは、周知のとおりである。

本書においても、音楽的に異常な症状を呈する病態を呈する患者が、「クラシック音楽」の観賞または演奏を趣味とする人間や、「クラシック音楽」の演奏家に、異常に偏っているように見える。ジャズ奏者や、ギターなどのポピュラー音楽演奏家は、なぜかほとんど出てこない。もし症例にそういった偏りがあるなら、それだけで論文が書けそうなのに、クラシック音楽が好きなこの著者は、何ら疑問を呈していない。不自然である。

まあ、それは濡れ衣だとしても、クラシック音楽に異常に偏った本書の内容は、クラシック音楽に興味がない読者にとっては、あまり親近感を持って面白く読めないのではないだろうか。

また、このような症例を分析する立場の著者が、自分自身も音楽的な異常を経験したり、幻肢体験をした等というのは、いささか出来過ぎな感があり、どうしても疑いの思いを払拭できない。これは私だけなのだろうか。

さらには、翻訳段階での誤記なのかも知れないが、クラシック音楽についての記載に誤りが多いのが気になる。たとえば、「ショパンの変イ短調スケルツォ」という記載(ショパンは変イ短調のスケルツォは残していない)、「モーツァルトの交響曲25番イ長調」という記載(モーツァルトの25番は有名なト短調である)、「ブラームスの交響曲第2番の第1楽章がト短調」だとする記載など、枚挙にいとまがなく、どうにも内容の信憑性が疑わしく感じる。

とりわけ残念な点は、症例は豊富に紹介されているものの、「どうしてそういう症例が多く現れるのか」や、「そもそも人間はどうして音楽嗜好症と言えるくらい音楽が好きなのか」、といった本質的理由を分析しようとする記載が極めて少ない(ほとんどない)点である。
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
『レナードの朝』の著者が書いた脳と音楽の不思議な話。 脳に大きな障害がありながら何百ものオペラを完璧に記憶している人、
アルツハイマーが進行していて舞台に一人であがることも戻ることも出来ないのに舞台ではちゃんと歌を歌える人、音に色がついて
見える人、等々。 私は脳神経はもとより医学のまったく門外漢ですが音楽は大好き(特にジャズ)なので音楽の不思議さの一端を
垣間見るような気がして。すごく興味深く2度、読み返しました。
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ピルグリムのコーラス 1 2011/07/14
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