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音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉 (中公新書)
 
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音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉 (中公新書) [新書]

岡田 暁生
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 842 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

音楽の聴き方は、誰に言われるまでもなく全く自由だ。しかし、誰かからの影響や何らかの傾向なしに聴くこともまた不可能である。それならば、自分はどんな聴き方をしているのかについて自覚的になってみようというのが、本書の狙いである。聴き方の「型」を知り、自分の感じたことを言葉にしてみるだけで、どれほど世界が広がって見えることか。規則なき規則を考えるためにはどうすればよいかの道筋を示す。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

岡田/暁生
1960年(昭和35年)、京都市に生まれる。大阪大学大学院博士課程単位取得退学。大阪大学文学部助手、神戸大学発達科学部助教授を経て、京都大学人文科学研究所准教授。文学博士。著書に『オペラの運命』(中公新書・サントリー学芸賞)、『ピアニストになりたい!』(春秋社・芸術選奨文部科学大臣新人賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 237ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2009/06)
  • ISBN-10: 412102009X
  • ISBN-13: 978-4121020093
  • 発売日: 2009/06
  • 商品パッケージの寸法: 18 x 11.2 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 18,440位 (本のベストセラーを見る)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
37 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By AZ
形式:新書
と思って読んだ方が面白いと思います。というか、クラシック音楽愛好家だけにしか読まれないとしたら、ちょっともったいない。それがどんなジャンルであっても、音楽を聴いて感動した経験について思いをめぐらしてみたい人は手にとってみる価値があると思います。(わたし自身、ジャズを中心に聴いていて、とてもクラシック愛好家とはいえません。)
著者は意識していないと思いますが、第五章「アマチュアの権利」は、クラブシーンやHip Hopなどの楽器を演奏しない人による音楽、といったあたりまで射程に入った議論になっているように思われます。
2009年度吉田秀和賞受賞。

なお、帯にある「『お好きなように』と言われてもお困りのあなたに」というコピーはイマイチです。ガイドブックだと思って購入してしまうと期待はずれとなるでしょう。
このレビューは参考になりましたか?
32 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By チャックモール トップ1000レビュアー
形式:新書
「音楽の聴き方」といっても、まぁ8割はクラシック。
当然、それなりにクラシック好きでないとあまり楽しめないかもしれません。

だが、それがもったいないと思えるほどの深い内容。
音楽を聴くということとは何かについて、目からウロコの考察が満載です。

「なぜ、人は自分が好きな音楽をけなされると腹が立つのか?」
「持ち運びができるようになって、音楽はどう変わったのか?」
「なぜ音楽の基本知識や歴史的背景を知らねばならないのか?」
「着メロは音楽としてどうなのか?」
こんな興味を引く話題が、とにかく次々と出てきます。

私が何よりも面白かったのが「アマチュア」についての考察の章。
音楽というものは、かつては愛好者(アマチュア)自らが「演奏するもの」だった。
それが「演奏するのはプロ」「その他は聴くだけ」となってしまった現在の視点で、百数十年以上前の音楽を解釈しようとすると、そこには大きなズレが生じる・・・。
この視点は、今まで持ったことがなかっただけに、非常に面白かった。

そんな「なるほど!」と思わせる視点が満載です。

前述したようにクラシック好きでないとなかなか手を出しにくいですが、ぜひ読んで欲しい一冊。
このレビューは参考になりましたか?
21 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 内田裕介 トップ1000レビュアー
形式:新書|Amazon.co.jpで購入済み
 中央公論社の2010年新書大賞3位というので手に取った。著者は大学の先生で音楽論が専門。
 音楽は誰にとっても身近な存在ではあるが、音楽の感動を言葉で表現するのは意外に難しい。ともすれば「聴く」ことだけになりがちだが、音楽は「する」と「聴く」と「語る」がセットになってこそ本当の醍醐味が深く味わえる、というような趣旨である。
 素晴らしい音楽を聴いてもその感動を単に「よかった」としかいえないのは、語彙が足りないから。そして語彙とはすなわち「世界」そのもの。3歳児は3歳児の語彙でしか世界を把握できない。したがって音楽を語るとは音楽の語彙を増やすことであり、それはあたかもあたらしい言語を学ぶのと同じである。そのジャンルの歴史を学び、たくさんの曲を聴き、そうして型を身につけてはじめて、その音楽をより深く味わうことができる、ということなのだろう。
 音楽はここにおいては哲学の「素材」のひとつである。ワインでも料理でもお茶でも陶芸でもなんでも「言葉で語る」ことが重要なのだということを再認識させられた。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カロン VINE メンバー
形式:新書
本書では、「名盤CD、レコード」が紹介されているわけではなく、「音楽家・演奏家のエピソード」が出ているわけでもない。
したがって、「お薦めCD」等を求めて本書を読んだ方は、肩すかしを食らう羽目になろう。

だが、本書を閉じるのは、ちょっと待って欲しい。
本書を最後まで読めば、音楽を楽しく聴き、語るためのヒントが、そこかしこにちりばめられているのに気づく。

せっかく、良い音楽を聴いても、「あー、良かった」でおしまいにするのは、勿体ない。
ワイン通がワインの味を、ラーメン通がラーメンの味を豊かに語るように、
音楽だって、それを語る言葉を持っていた方が、きっと楽しくなる。

本書は、音楽を語る言葉を身につけるための、道案内のような本である。
対象はクラシックが中心だが、クラシックに限らず、音楽に興味を持つなら、きっと読んで損はない。
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最近のカスタマーレビュー
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投稿日: 3か月前 投稿者: まーさ
5つ星のうち 1.0 内容が矛盾だらけで支離滅裂、何より著者の主張に賛同できない
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投稿日: 23か月前 投稿者: yutaitoo
5つ星のうち 4.0 サウンドとしての音楽、言語としての音楽
この本自体が、刺激的な交響曲であります。

音楽のみならず芸術一般の観方、聴き方、
考え方が、変わりますよ。きっと。... 続きを読む
投稿日: 2012/3/26 投稿者: まっすん
5つ星のうち 4.0 「音楽を語ること」についての熱い語り
普段僕たちは、テレビや、ラジオや、喫茶店や、いろいろなところで音楽に触れている。... 続きを読む
投稿日: 2011/3/8 投稿者: yosh1987
5つ星のうち 4.0 カルロス・クライバーのリハーサル
この本を読んでいるとシューベルトのピアノソナタのCDを買いたくなったり、ショパンのエチュードを聴き比べたくなってきます。それだけでも読者を惹きこむ書き手のうまさが... 続きを読む
投稿日: 2010/4/27 投稿者: Amazon Customer
5つ星のうち 5.0 Musik als Klangrede
音楽の聴き方 岡田暁生著 副題;聴く型と趣味を語る音楽
を読みました。
しばらく前にアーノンクールの「響きの言葉としての音楽(Musik... 続きを読む
投稿日: 2010/4/25 投稿者: 一石これから
5つ星のうち 4.0 聴き方は分からない、どう聴かれてきたかが分かる
クラシックをどう聴いたらいいかは、結局、
この本ではよく分からない。
だが、どのように聴かれて... 続きを読む
投稿日: 2009/8/5 投稿者: カムイ
5つ星のうち 3.0 教養書としてはマル
クラシック音楽を核に、音楽を聴く体験や楽しみをアプローチした本。
新しい"聴き方"が書かれてあるわけではないが、音楽鑑賞のヒントになる。... 続きを読む
投稿日: 2009/8/1 投稿者: ピカール
5つ星のうち 3.0 悲しいことに文献ガイドには一冊も読んだ作品がなかった
相変わらず見事ですね。いつもながら、もしこんな授業を、遅くても高校まで、できたら中学でうけることができれば、これほどの時間を無駄に費やすこともなかったのにというの... 続きを読む
投稿日: 2009/7/5 投稿者: recluse
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