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音楽の根源にあるもの (平凡社ライブラリー)
 
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音楽の根源にあるもの (平凡社ライブラリー) [新書]

小泉 文夫
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

世界にひびく諸民族の音―日本のわらべうた、民謡から、北アメリカ、アジア各地の歌謡・民族音楽まで、鋭い分析と魅力的な語り口で音楽と人間のかかわりを根源から見つめなおす。

内容(「MARC」データベースより)

世界の諸民族が持つそれぞれの音楽に共通するものは何か。日本のわらべうた、民謡から、北アメリカ、アジア各地の歌謡・民族音楽まで、鋭い分析と魅力的な語り口で音楽と人間のかかわりを見つめ直す。〈ソフトカバー〉*

登録情報

  • 新書: 364ページ
  • 出版社: 平凡社 (1994/06)
  • ISBN-10: 4582760570
  • ISBN-13: 978-4582760576
  • 発売日: 1994/06
  • 商品の寸法: 15.8 x 11.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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By malone トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書|Amazonが確認した購入
西洋音楽の3大構成要素にリズム、ハーモニー、メロディーがあります。
この本では、これらのルーツに迫る調査・研究についての見解が書かれています。

偏見を持たず、日本、ヨーロッパ、中東、アジア、アフリカ・・その他あらゆる地域の音楽という音楽・・・いや、「自らうたったり、鳴らしたりする」原始的な経験に触れ、それぞれの地域における歴史的な生い立ちや関連性を調べ、そこから普遍的な考察を導き出し、未来への提言につなげています。
26年前に亡くなった方なので、著書は30年〜40年前の対談や講演で話されたり、書かれたものですが、今の時代でもまったく色褪せないものを感じます。
ジョーゼフ・キャンベルが『神話の力』で語っているような知恵が感じられます。

特に僕にとって興味深かったものが、アラスカのカリブー・エスキモーと鯨エスキモーのリズム感の違いのエピソードです。人間の共同社会生活の成り立ちを支えてきたものとしての「音楽」の存在、これに関するエピソードとして紹介されたものでしたが、この考察は極めて興味深いものでした。

カリブー(鹿)を狩って生活しているエスキモーは、歌と太鼓のリズムがめちゃくちゃだが、鯨を食べるエスキモーは歌と太鼓の拍子、歌声の旋律を合わせることが得意。
小泉は、この理由を探るために、彼らの狩猟生活のスタイルの違いに注目し、
一人でも狩ができるカリブーの狩猟と違い、鯨猟は集団での狩猟だからこそ、歌・踊り・拍子をそろえる音楽で集団の呼吸を合わせる練習を普段からしてきたんだという洞察に至っています。
彼はここから、『人間は頭が良いから音楽をもったのではなくて、食べていくために集団社会を形成し、リズム感を獲得する必要があった。』と考え、その後に確信を得るための研究活動へつなげています。
(ヤミ族という首狩族についても、歌声をそろえることが得意な部族は仕事もできるということを調べています。)

音楽って誰かが発明して教えたわけでもないのに、
世界中のあらゆる地域の民族が、それぞれの共同社会生活の中の必然性に応じて発達させてきたというところが伝説や神話、宗教の発展と酷似しているように思います。
やはり、物事の成り立ちをたどっていくと、DNAや集合的無意識というものにたどりつくのだと思いますし、そういうものなんでしょう。

つまり、リズムやハーモニーの原点にしたがって解釈すると、
「人の心や意識を統一するもの」、ということになるのでしょうか。

ということは、単にリズム感が良い音楽、ハーモニーが美しい音楽が人の心を動かすのではなくて、この原点に迫ることができれば、それだけ感動を呼ぶ音楽の創造につながるということも言えそうですね。
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By tomma
形式:新書
「根源」―音楽ほどこの言葉が似合う芸術はない。人類はいつの時代も歌い踊ってきた。一体根源は何だろう?
 動物は音楽を聞くことはできる。感動をしているのかもしれないが、決して作曲してくれない。とすれば、音楽またその創造意欲は人間固有のものと考えていい。
 また、どの地域にも音楽は存在している。論文は西洋貴族音楽が中心だが、小泉氏は、よりスケールが大きい。世界を据えており、論自体にも殆ど偏向がない。音楽好きならば必ず読んで欲しいと思う。
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音の歴史 2012/1/29
形式:新書
風にそよぐ葉ずれの音や遠くにさえずる鳥の声などで静けさを感じる人間にとっての音について考える本である。
昔の豆腐屋、さお竹売りなどは音を使用していた。
遊び歌のみならず労働時に使われたと推測できる歌や心情をうったえる歌などもある。
祭りなどの非日常的な音もあり、改めて音について考察する本。
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