出版社/著者からの内容紹介
音声言語はしばしば、人間のもっとも重要な能力であるといわれ、また人間だけが持つ能力であるといわれることもあります。書記言語を用いて、黎明期の文明を記録するはるか以前から、人間は音声言語を使ってきましたが、音声言語自体はいまも研究の対象であり、言語学者、心理学者、工学者、音声科学者、コンピュータ科学者、言語病理学者、神経学者が研究努力を重ねています。 本書は、音声を音響信号(acoustic signal)と考える立場で、研究の進歩について概説するものですが、約50年前の1947年にPotter、Kopp、Greenによって書かれた「Visible Speech」を踏襲しています。音声の音響学における進歩によって、音声は目に見える形となり、音声学、音声合成、自動音声認識、話者同定、コミュニケーションの援助装置、教育プログラム、言語病理学、機械翻訳など、さまざまな興味深い応用が行われ始めています。
本書の目的は、密接に関連しているいくつかの事項を読者に紹介することで、より多くの読者に音声の音響学の分野を知ってもらうことです。そこで音声生成の音響理論、音声信号のディジタル信号処理、音声の音響特徴、音声の音響構造の変動の諸要因、音声合成などについて触れています。
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、音声を音響信号(acoustic signal)と考える立場での最近の進歩について概説するものである。
内容(「MARC」データベースより)
前半では音声の音響分析の基本事項を紹介し、後半では母音および子音の音響特徴、音響信号の変動の要因、音声合成について詳細に解説。〈ソフトカバー〉