韓非子は
人は利益によって動き、立場によって利益が異なる。
追及する利益が異なる以上、相手が背かないことに期待をかけたりせず、
背こうにもそむけない体制を作ることが必要。
と説く。
耳あたりの良い言葉は少ないが、
現実をシビアに見るとはこういうものか、
なるほどと思うところが多かった。
責任を持ち、果たそうとすれば、
甘いことばかりは言っていられないということと捉えた。
著者の書籍はどれも読みやすいが、
本書も読みやすかった。
以下、特に意識したいと感じた部分を上げてみる。
・言葉に注意し、発言に責任を持たせる
・肝心な部分だけ押さえ、任せるところは任せる
・小さな利益に囚われず、大局的な判断を見失わないこと
・でたらめ(常識はずれ、偏ったことを、独りよがりの独善)をしないこと
・説得するためには相手の心を読むこと
・相手の信頼を勝ち取ること
・相手の気持ちに逆らわないこと
・相手の立場や状況を考えること
・相手の急所に触れないこと