優れた韓国ウォッチャーである黒田勝弘氏の「“日本離れ”できない韓国」という本がある。そのレビューにも記したが、どうも1980年代初めの頃に比べてみても韓国人の精神は劣化しているようだ。反日教育を行い確たる根拠なく自国の歴史を誇る一方、自国への自信を持てず国外脱出をはかる人も多いと言う。日韓併合はたかだか36年間、独立して既に60年を過ぎているにもかかわらず、国民の精神は余りにも影響の大きかった李氏朝鮮時代の呪縛から逃れられないのかとも思う。
呉善花氏は韓国済州島生まれ、日本に帰化した。日本文化や日本語についても詳しい。呉氏と同じく小生も隣国である韓国の現状を哀しむものである。呉氏は韓国への入国も自由でないと聞く。本書は韓国の心ある人たちにこそ読んでもらいたいのだが。