韓国という国とその民族性を徹底的に批判し、彼らに反省を促す主旨の
好著である。韓国で出版されていたものを日本語に翻訳した親本が
数年前に日本においてベストセラーになっている。
著者のふたりの兄弟ともに中国東北部の朝鮮族の出身で、現在は日本で
活動しているというユニークな立場のため、彼らの体験談がふんだんに
盛り込まれていて、読んでいて飽きさせない。
ここで取り上げられている韓国人の病理は、昨今のインターネット発の
「嫌韓流」ブームに象徴されるように、若いネットユーザーたちには
それほど目新しく感じないかも知れない。
だが出版当時としては、韓国人の実像を赤裸々に描いた本著は、
かなり衝撃的でもあった。日本人ではここまでは書けなかっただろうと
推察されるのである。
日本人より韓国人に熟読してもらいたい本著だが、それがあり得ないだろう
ことは、皮肉にも本著に描き出されている韓国人のあるがままの姿が
証明してくれている。