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韓国併合 (岩波新書)
 
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韓国併合 (岩波新書) [新書]

海野 福寿
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

一九一○年,日本は韓国を「併合」する.明治維新以来,朝鮮をみずからの権益圏にとりこむことを国策としてきた近代日本は,列強との利害調整をくりかえしつつ,日清・日露戦争をへて併合を強行した.朝鮮国家と民衆の抵抗を排除しつつおしすすめた植民地化の全過程はどのようなものであったか.戦後五十年を考えるためにも必読の書.

内容(「BOOK」データベースより)

江華島事件を口実に朝鮮の開国に成功した日本は、清国との角逐や欧米列強との利害調整をくり返しつつ、日清・日露戦争をへて、一九一〇年、韓国を「併合」する。それは同時に、朝鮮政府・人民の粘り強い抵抗を排除する過程であり、苛酷な弾圧の歴史でもあった。朝鮮植民地化の全過程を、最新の研究成果にもとづいて叙述する待望の通史。

登録情報

  • 新書: 246ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1995/5/22)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4004303885
  • ISBN-13: 978-4004303886
  • 発売日: 1995/5/22
  • 商品の寸法: 17 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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52 人中、43人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 十郎
形式:新書
 明治維新以降、日本がどのようにして朝鮮半島に勢力を伸ばし、

韓国併合を行ったのか。また、朝鮮半島の人々は、日本に対してど

のように抵抗したのかをまとめた本。

 日本と朝鮮半島との近代史を知る上で、一読してもらいたい良書。

 当時の日本のやり方に、作者は批判的な立場であるが、それは史実に

対する冷静な意見として受け止める事ができる。

 本気で日本を悪にしたければ、過酷な弾圧や差別の事例を、あれこれ

並べ上げればよさそうなものだが、そのような手法は使われていない。

それどころか「韓国併合は形式的適法性有していた、つまり国際法上

合法であり、日本の朝鮮支配は国際的に承認された植民地である」

(P244)という見解を語っている。

 史実を研究した上での、作者の冷静な意見に共感を覚えた。
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44 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ishilinguist トップ500レビュアー
形式:新書
 現在に至るまで日韓・日朝間の関係をこじらせている最大のタブーである「日韓併合」。戦後50年を迎える1995年という時期に書かれたこの本は、「久保田発言」などの「妄言」を否定し、正しい日朝国交正常化や補償問題を解決するための前提となる歴史認識を提供するためにかかれたもののようである。

 「日本は朝鮮半島にいいこともした」という主張を根底からしりぞけるなど、日本に対して批判的な観点や資料にもとづく記述が多く、日本人としてはためらわれるところも多く、その点において非常に「左より」な「岩波」らしい本ではあるといえる。

 ただし、海野氏は日韓併合は形式的・法律的に合法的であるとの立場をとっており、この点において韓国側の学者から批判を受けており、非常に歴史認識の難しさをうかがわせる。 

 この点に関する実証的な研究・議論はこれからも検討すべき点が多い。似たテーマをかなり異なった点から論じたものに呉善花「韓国併合への道」や鄭大均・古田博司編「韓国・北朝鮮の嘘を見破る」(ともに文春新書)などがある。こらを読み、できれば一次資料などに当たったう上で、各自で考え、取り組んでいくことが望まれる。
このレビューは参考になりましたか?
35 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 銀太
形式:新書
台湾、南樺太に続く日本の三番目の植民地として、大韓帝国は日本により「併合」された。その過程を、わかりやすく書かれている。
さらに日朝外交史を知りたければ、同箸『韓国併合史の研究』が専門的だが、読めばさらに理解が進むかもしれない。
現在の書店には、韓国バッシングの本が多いようだが、意外と正確な朝鮮近代史は知られてないようなので、お薦めである。
ちなみに、海野氏は90年代に韓国併合の合法性をめぐって韓国歴史研究家と論争している。海野は、単純に言えば、「合法不当論」に立つ。もちろん、最近の植民地美化・容認論とは、一線を画す。海野氏の植民地「朝鮮」への考え方を知るには、当書の「あとがき」を読むべきだろう。
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