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パソコンの普及率や高速回線の普及率において、韓国は日本をはるかにリードしているといわれている。その実状を、数字による裏付けや人気サイトの紹介などにより、あますところなく披露しているのが本書の特徴である。著者は、幼少のころより、韓国と日本を行き来する生活を続けていた人物。韓国と日本とのインターネットビジネス交流を図る非営利団体「JIBC」の会長として活躍している。そんな著者だけに、両国の文化的、気質的な違いに触れながら人気サイトや社会現象を紹介しており、韓国のインターネット事情を知るのに非常に参考になる。
また、韓国のネットユーザーの事情やインターネットビジネスの影など、インターネットの普及により生まれた裏事情にも言及している点が興味深い。普及によるメリットの裏で、日本でも問題になりつつある若者のサイバー中毒や、デジタルデバイドなどといった社会問題まで扱っており、ここまで幅広いスタンスで語られた韓国インターネット事情の本は珍しい。硬軟併せ持った内容の本として、韓国に興味がある人には、ぜひ一読をすすめたい本である。
ただ惜しむらくは、誤植が多いことと、こなれていない表現が多いこと。こうなると、全編にわたり頻出している数字情報に対しても疑問がわいてきてしまう。スピードが要求される内容というのはわかるが、もう少し編集者の注意が欲しいところである。(朝倉真弓)
日経BP企画
韓国インターネットの技を盗め!
『韓国インターネットの技を盗め!』(趙章恩著、アスキー出版局、一四〇〇円)は、韓国で人気があるインターネットのウエブサイトを紹介している本だ。
『韓国インターネットの技を盗め!』(趙章恩著、アスキー出版局、一四〇〇円)は、韓国で人気があるインターネットのウエブサイトを紹介している本だ。
韓国の全人口に対するインターネット利用者の比率は五三%。約三〇%にすぎない日本をはるかに上回り、米国に匹敵する。しかもブロードバンドの普及も、日本よりはるかに早い。本書はそんな韓国で、どんなサイトが人気を集めているのか詳しく紹介している。
それによると、日本にも似かよった人気サイトがあるケースが多いが、中には、ネットサーフィンをする際、音声で次にどのサイトに移るのかを指示できるボイスポータルサイトなど、目新しいサイトもあることがわかる。本書を読めば日本のインターネットビジネスの半歩先のヒントがつかめるかもしれない。
(野口 均=ノンフィクション作家)
( 野口均(ノンフィクション作家))
(日経ベンチャー 2001/10/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
内容(「BOOK」データベースより)
日本の2ラウンド先を行く隣国のITビジネス。ブロードバンド先進国eコリア。現地“テヘランバレー”から本当の姿を“初めて”伝える。
内容(「MARC」データベースより)
国内全土に高速インターネット回線を張り巡らす、アジア最大のインターネット王国・韓国。その爆発的な成功の要因と、過激な裏事情に迫る。韓国のIT業界、ネットベンチャー、ネット文化、日本との違いを率直にリポート。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
趙 章恩
3才の時に日本へ渡り、高校を卒業するまで韓国と日本を行き来する生活を続ける。日本と韓国の文化や言語はどちらも自分の国のものと考えている。高校までは日本東京韓国学校に在籍、韓国のソウル梨花女子大学を卒業。現在、韓国のIT企業の海外進出サポート、ウェブサイト企画から構築までを指揮するプロデューサーとして、インターネットビジネスに深く入り込んでいる。韓国で唯一日本とのインターネットビジネス交流を図る非営利団体「JIBC」(JAPAN INTERNET BUSINESS)(http://www.kinternet.org/JIBCS/Jibc.htm)の会長であり、雑誌や日刊紙などでITコラムニストとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
3才の時に日本へ渡り、高校を卒業するまで韓国と日本を行き来する生活を続ける。日本と韓国の文化や言語はどちらも自分の国のものと考えている。高校までは日本東京韓国学校に在籍、韓国のソウル梨花女子大学を卒業。現在、韓国のIT企業の海外進出サポート、ウェブサイト企画から構築までを指揮するプロデューサーとして、インターネットビジネスに深く入り込んでいる。韓国で唯一日本とのインターネットビジネス交流を図る非営利団体「JIBC」(JAPAN INTERNET BUSINESS)(http://www.kinternet.org/JIBCS/Jibc.htm)の会長であり、雑誌や日刊紙などでITコラムニストとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)